全長20~25cm、体重60g前後、飼育下では10~15年程度です。
ヤモリですが、瞬きのできる瞼があります。
睡眠時やまぶしい時は閉じることができます。
太い尾が特徴で、なかには身体と同じ位の太さの個体もいます。
尾には、栄養を蓄積する機能があり、食べなくても数か月生きることができます。
また、驚いたり、乱暴に尾を捕まえると自ら尾を切り離す自切という行動をとります。
自切後の尾は再生しますが、元通りの尾ではなく、再生尾には骨はなく、突起状の鱗が目立ちません。
再生尾は元の尾よりも短くやや太くなる傾向があります。
本来は夜行性で、昼間は巣穴でじっとしていることが多いです。
定期的に脱皮をしますが、乾燥した環境ではうまく脱皮できないことが多いため、適した湿度も必要です。
雌雄の鑑別は、雄の場合、総排泄腔の頭側にブツブツと丸く窪んだ前肛孔が一列に並んでいます。
総排泄腔の尾側(尾の付け根)にヘミペニスが収納されているため、一対の膨らみがあります。
また、頭部は雌より大きく少しエラが張るような感じです。
逆に、雌の場合は前肛孔やヘミペニスの膨らみは認められませんし、頭部は雄のように横幅は広くないです。