保定の練習(犬)
みなさん、こんにちは
今回は保定の仕方について少しお話させて頂きます。
みなさん『保定』という言葉は聞いたことありますか?
初めて聞いた!!という方のために少しだけご説明させていただきます
保定とは、動物を治療する際に動かないようにおさえることを言います。
私たちは犬や猫と言葉を交わすことができないので、
「動かないで」と言っても動いてしまいます
なので、おさえて診察をさせていただきます。
今回は犬の保定の仕方についてのみお話させて頂きます。
それでは、お手伝いをしていただく方を紹介します!!
通称《松本犬》です
今回はこの松本犬と一緒に犬の保定の仕方をみていきましょう
まずは、当院の犬の患者様でほとんどの方が受けられている
耳掃除のときの保定法は・・・・・・
片手で顔が動かないように口を持ちます。
実際にやると、こんな感じになります。
この時に口をちゃんと持っていないと、
頭を振ってクリーナーを出しちゃう子もいます
次は、レントゲンを撮るときに
仰向けの姿勢や横向きに寝た姿勢のときのやり方です。
この方法は2人でやります
たとえば、仰向けの姿勢だとこんな感じになります・・・
この時に前後で息があっていないと、レントゲンで背骨が曲がってしまったりして
正確な判断がしずらくなるので、最初の頃はよく注意されました
最後に、点滴をするための針を入れる時の保定です・・・
「
手術の前に必ずやります!!
この時、肘をしっかり伸ばして少しでも曲げると血管に針が上手く入りません。
動物に無理な姿勢をさせると、
動いてしまうのでコツを掴むのが難しいです
以上で保定についてのお話を終了させて頂きます。
その子の性格によって保定の仕方が変わるので、
今でも勉強することがたくさんありますが
これからも頑張ります!!!!
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