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オカメインコの上腕骨骨折整復手術(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはオカメインコの翼の骨折例です。 特にオカメインコの特徴として、突発的に興奮状態に陥りやすく、いわゆるオカメパニックと呼ばれる症状を起こしたりします。 オカメパニックを起 […]
2020.09.18
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セキセイインコの卵塞(全身麻酔下による解除)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、セキセイインコの卵塞(卵づまり)です。 小型愛玩鳥において卵づまりは、日常的に多く遭遇する疾病です。 セキセイインコのそらちゃん(5歳9か月齢、雌)は3週間ほど前から腹 […]
2020.04.27
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コールダックの卵塞
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、コールダックの卵塞(たまごづまり)です。 コールダックは、マガモを品種改良したアヒルを,さらに品種改良して出来た鳥です。 アヒルと比べると4分の1の大きさ(体重600~ […]
2020.02.02
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オカメインコの断翼
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、オカメインコで羽に大きな腫瘤が発生し外科的に切除(断羽)した症例です。 オカメインコのデン君(雄、10歳)は左の翼に大きな腫瘤が出来て来院されました。 腫瘤の大きさのた […]
2019.10.20
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オカメインコの上腕骨骨折整復手術
こんにちは 院長の伊藤です。 愛玩鳥は色んなタイプの骨折をします。 今回は、飼主様が踏んで翼の骨(上腕骨)を骨折したオカメインコの症例です。 オカメインコのサラちゃん(雌、1歳)は、左翼がだらんと下がって、骨折しているよ […]
2019.08.28
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セキセイインコの脂肪腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、セキセイインコの腫瘍です。 セキセイインコをはじめとして、小型愛玩鳥にも腫瘍の発症は認められます。 今回の症例は、比較的腫瘍が短期間で腫瘍が大きくなり外科的に摘出した症 […]
2019.05.29
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鳶の多骨性過骨症及び変形性関節症
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は鳶(とび)の話です。 鳶とはタカ目タカ科に属する猛禽類の一種です。 上昇気流に乗って、輪を描きながら上空へ舞い上がることで知られています。 鳥は、発情の関連でホルモン分泌のバランスが崩 […]
2018.09.11
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文鳥の上腕骨・脛骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、文鳥の骨折症例です。 愛玩鳥は室内で放鳥時に突発的な事故(衝突や圧迫)で骨折に至るケースが多いです。 骨折整復がもちろん必要ですが、内臓を圧迫して肺出血や内臓破裂を起こ […]
2018.03.17
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キバタンの脛骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはオウムの仲間のキバタンという愛玩鳥です。 キバタンの中でも目の周りのアイリング(眼の周囲の毛のない部位)が青いキバタンをアオメキバタンと呼びます。 キバタンはオーストラリ […]
2017.11.11
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セキセイインコの気嚢破裂
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはセキセイインコの気嚢破裂と言う疾病です。 鳥の解剖学的構造は、哺乳類と比較して飛行するために特殊な構造をしています。 そもそも鳥には哺乳類のように横隔膜は存在せず、呼吸様 […]
2017.09.08
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セキセイインコの義足
こんにちは 院長の伊藤です。 鳥は、基本2本足で体重を荷重して木の枝に停まります。 1本足でだけでは全体重を荷重することは厳しいです。 従って、何らかの理由で片足が機能障害に陥った場合、生存の可能性は極めて低くなります。 […]
2017.05.17
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錦華鳥(キンカチョウ)のバンブルフット(趾瘤症)
こんにちは 院長の伊藤です。 いよいよ大晦日となりましたね。 今年も振り返ると色々ありました。 当院の看板犬ベティ(下写真)を亡くしたことが、自分にとっては大きな節目となりました。 当院も開業して15年経過しました。 開 […]
2016.12.31
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ウロコインコの嘴破損・修復処置
こんにちは 院長の伊藤です。 いよいよ年の瀬も近づいてきましたね。 当院では、ホームページのコンテンツのリニューアルの追い込みに入っています。 今月中には何とか新しい内容を載せられるように頑張っています。 さて、本日ご紹 […]
2016.12.23
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オカメインコの脛骨骨折のピンニング術(観血的アプローチ)
こんにちは 院長の伊藤です。 暑い日が続いています。 当院でも熱中症の犬やウサギが来院しています。 ペット達が快適に過ごせる飼育環境にご配慮下さい。 さて本日、ご紹介しますのはオカメインコの脛骨骨折例です。 鳥の骨は非常 […]
2016.08.01
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セキセイインコの尾脂腺炎
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはセキセイインコの尾脂腺が炎症を起こした症例です。 鳥類には尾脂腺という分泌腺があります。 尾脂腺からの分泌液で羽に撥水性を与えているとの説がありますが、実のところ尾脂腺 […]
2016.05.26
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アイガモの直腸脱
こんにちは 院長の伊藤です。 鳥類は排尿、排便、産卵と一つのお尻の穴で対応します。 この穴を総排泄腔と呼びます。 この総排泄腔から、何らかの原因で直腸が脱出することを直腸脱と言います。 これまでにも各種動物の直腸脱は報告 […]
2015.09.23
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ハシボソカラスの嘴骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 当院では愛玩鳥の治療を行っておりますが、その一方で保護された野鳥の治療を依頼されることもあります。 勿論、野鳥の場合は県の保護条例に則り、自然に戻す前提で治療をします。 今回ご紹介しますのは […]
2015.09.20
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烏骨鶏の爪切り(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 最近は、採卵鶏に代表される白色食レグホーンをペットとして、飼育されるケースが多いようです。 その一方で肉用鶏(ブロイラー)として改良された白色プリマスロックや白色コーニッシュをペットとして飼 […]
2015.03.28
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オカメインコの脛骨骨折の髄内ピンニング固定術
こんにちは 院長の伊藤です。 小型愛玩鳥は、鳥かごに居る時よりも室内で放鳥した時に色んなアクシデントに見舞われることがあります。 アクシデントの一つに骨折があります。 鳥にとって足が折れることは、命に関わる緊急事態です。 […]
2015.03.01
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セキセイインコのペローシス
こんにちは 院長の伊藤です。 以前、文鳥のペローシスというテーマでブログを載せました。 ペローシスという疾病の詳細については、こちらを参照下さい。 本日は、このペローシスに罹患したセキセイインコのついての症例報告です。 […]
2015.01.18