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オカメインコの下嘴再建術
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、オカメインコの下嘴再建術です。 愛玩鳥は何らかの原因で嘴が破損して、採食不能になる場合があります。 鳥にとって、一日でも採食できなければ直接死につながります。 必然的に […]
2015.01.10
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アイガモの代謝性骨疾患
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、アイガモの代謝性骨疾患です。 代謝性骨疾患(Metabolic Bone Disease :MBD)については、過去に爬虫類の疾患の項目で度々ご紹介させて頂きました。 […]
2014.09.28
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文鳥の嘴欠損
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのは文鳥の上嘴欠損の症例です。 鳥にとって嘴は餌を取るために非常に大切な器官です。 何らかの原因でこの嘴に亀裂が入ったり、欠損を生じたときに適切な対応をしないと採食困難とな […]
2014.09.25
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オカメインコのメガバクテリア症
こんにちは 院長の伊藤です。 暑さのためか下痢・嘔吐を起こして来院される鳥が多いです。 本日は、愛鳥家の方々から質問を受ける機会の多いメガバクテリア感染症についてコメントさせて頂きます。 オカメインコのチョビちゃん(2か […]
2014.08.24
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十姉妹の甲状腺腫
こんにちは 院長の伊藤です。 鳥の疾患の中で内分泌が関与していると思われる症例は多いです。 しかしながら、犬猫のように血液検査でホルモン定量したりすることもできず、あくまで全身状態・臨床症状で判断しなければならない症例が […]
2014.07.01
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文鳥のペローシス
院長の伊藤です。 本日は、セキセイインコや文鳥の雛鳥・若鶏で発症することの多いペローシス(腱はずれ)についてご紹介させて頂きます。 文鳥のももこちゃん(生後約7~8週齢、雌)は両肢が開脚して姿勢が維持できず、歩行も上手く […]
2014.06.01
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衝突事故(ヒヨドリの受難)
土地柄もあるのか、野鳥を保護して治療を依頼されるケースがよくあります。 本日ご紹介しますのは、ヒヨドリの成鳥です。 よくあるケースですが、ガラスに正面衝突して意識障害で治療することとなりました。 連れてこられた時は、ぐっ […]
2014.04.03
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オカメインコの自咬症
本来なら自由に空を飛ぶはずなのに、ヒトの都合で鳥かごに入れられた愛玩鳥は色んなストレスにさらされます。 ストレスに対する直接的な反応としては、自らの毛引き・自咬が圧倒的に多いです。 本日は、自咬症のオカメインコをご紹介し […]
2014.02.02
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ウミネコの受難
年の瀬も押し迫ってきました。 当院も毎年のことですが、急患やら休日診療でバタバタする時期です。 ところで皆様はウミネコをご存知ですか? ウミネコはチドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥類です。 ロシア、中国、台湾、朝鮮、 […]
2013.12.26
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ウズラの卵塞(卵詰まり・Egg binding)
鳥類の雌における繁殖関連疾患に中で、取り分け多いのが卵塞で、卵詰まりとも卵秘とも呼びます。 卵塞は、卵が一定の時間を経過しても膣部や子宮部から産出されない状態を指します。 一般的な鳥では、排卵後24時間以内に産卵が行われ […]
2013.11.25
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ボタンインコの卵塞症(Egg binding)
小型愛玩鳥の卵塞症、いわゆる卵つまりは日常的に遭遇します。 初産での発生率が高いこと、産卵を集中して行う個体ほど発生するとされています。 殻付餌を中心とした給餌スタイルで、ビタミン・ミネラルを与えられず、日光浴もしていな […]
2013.10.16
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文鳥の脛骨骨折
鳥の骨折は、その骨折パターンが品種ごとに様々です。 先日はサザナミインコの骨折についてコメントさせて頂きました。 今回は、文鳥のハクちゃん(恐らく雌、6か月齢)が立てなくなったとのことで来院されました。 歩行を確認します […]
2013.09.29
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オカメインコの翼の骨折(橈・尺骨の若木骨折)
鳥にとって翼は肢の骨同様、重要な器官です。 骨折の発生部位としては、肢に次いで多いのが翼です。 飼育ケージの中で生活している分には問題はないのですが、部屋の中で放鳥した場合、翼を傷つけることがあります。 本日ご紹介するの […]
2013.09.16
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烏骨鶏の爪切り
烏骨鶏(うこっけい)という鳥をご存知ですか? 皮膚・内臓・骨に至るまで黒色を呈する鶏の一品種です。 羽毛は白色と黒色の二種類あります。 この羽毛ですが、成鳥でもヒヨコ同様の綿毛を呈しています。 鶏の中でも他の品種と一線を […]
2013.08.17
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ウズラの皮下気腫
ウズラのズラちゃんは、胸部の腫れが気になって来院されました。 写真では分かりずらいかもしれませんが、下写真の黄色丸の部分が全体的に腫れています。 そして黄色丸内をよく見ると、皮下出血が部分的に認められました。 胸部の皮下 […]
2013.08.02
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トリヒゼンダニ感染症
この蒸し暑い季節は、寄生虫にとっては増殖・繁栄の最適期のようです。 本日、ご紹介しますのはトリヒゼンダニ感染症の2例です。 犬猫に留まらず、疥癬(ダニ)達は鳥類にも寄生します。 まずは下写真のセキセイインコ君は、嘴の周り […]
2013.06.18
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サザナミインコの骨折
愛玩鳥の骨折は、日常的に遭遇することが多いです。 本日、ご紹介するのは骨折の部位が非常に悩ましい症例です。 サザナミインコのラムちゃんは肢を鳥かごのケージに引っ掛けてしまったようで、肢を拳上するとのことで来院されました。 […]
2013.03.28
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オカメインコの腹壁損傷
インコに比較的多い疾患に腹部ヘルニアがあります。 これは、何らかの原因で腹筋が裂けてしまい、腸腹膜や腸腹腔内容物が皮下に脱出して、袋状のヘルニア嚢ができる疾病です。 その状態は、腹部の中央部が下に向かって突出したように見 […]
2013.03.07
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セキセイインコの腹水症
セキセイインコの腹水症について紹介させて頂きます。 腹水とは腹腔内に液体が溜まる現象を指します。 貯留する液体によって、炎症性と漏出性に分かれます。 液体の比重を測定することで判定します。 炎症性の液体は滲出液といい、卵 […]
2013.02.28
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オカメインコの卵管蓄卵材症
本日ご紹介しますのは、オカメインコの卵管蓄卵材症という舌を咬みそうな症状です。 もとより、鳥は排卵して卵管を卵が下りていく間に卵白や卵殻が形成され、産卵に至るというプロセスがあります。 卵が無事卵管から総排泄腔へとスムー […]
2013.01.16