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猫の下部尿路疾患(終章 排尿復旧)
こんちは 院長の伊藤です。 先回まで猫のデュオ君の排尿障害から恥骨前尿道造婁術の実施までを報告しました。 その詳細については、猫の下部尿路疾患(序章 排尿障害)と猫の下部尿路疾患(本編 恥骨前尿道造婁術)の2篇に分けて載 […]
2023.08.23
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猫の異物誤飲(リボン)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、紹介しますのは猫の異物誤飲の症例です。 これまでにも何例か、猫の異物誤飲の症例を報告させて頂いてます。 特に猫の場合は、犬と異なり直線状の異物(紐状のもの、毛糸やナイロン紐など)に興味 […]
2021.05.22
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猫の異物誤飲(マタタビ)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、久しぶりになりますが猫の異物誤飲です。 今回の異物はマタタビです。 猫はマタタビが大好きです。 マタタビは、マタタビ科マタタビ属の木で山に自生しています。 マタタビの木 […]
2021.04.07
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猫の乳腺腫瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、猫の乳腺腫瘍です。 これまでにも、日常的に猫の乳腺腫瘍の外科的摘出は実施してきましたが、ブログにはまだご紹介していませんでした。 腫瘍摘出術の中で最も多いのが乳腺腫瘍( […]
2019.01.14
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猫の下部尿路疾患(本篇 恥骨前尿道造瘻術)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、猫のデュオ君がストラバイト尿石症により排尿障害に至った話(猫の下部尿路疾患 序章 排尿障害)を載せました。 今回はその続きとなります。 排尿障害から急性腎不全になってしまったデュオ君を […]
2018.10.04
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猫の下部尿路疾患(序章 排尿障害)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、猫の下部尿路疾患(FLUTD)です。 FLUTDは頻尿、血尿、排尿困難、不適切な排尿、部分的または完全な尿道閉塞といった臨床徴候が一つ以上認められる疾患を指します。 ア […]
2018.09.27
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猫の直腸脱(その2 下行結腸固定術)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、ご紹介しました猫の直腸脱(その1 注射筒を用いた整復術)の続編です。 その詳細について興味のある方は、こちらをクリックして下さい。 仔猫のティーちゃん(雑種 約80日齢 雌)は下痢が昂 […]
2018.01.25
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猫の直腸脱(その1 注射筒を用いた整復法)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、仔猫の直腸脱です。 直腸脱は慢性的なしぶりや頻回の排便排尿行動による怒責の結果として発症します。 しぶりの原因として幼若動物の消化管内寄生虫感染、重度の下痢、膀胱炎など […]
2018.01.18
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猫の恥骨前尿道造瘻術(尿路変更術)
こんにちは 院長の伊藤です。 尿石症を背景に排尿障害で苦しんでいる猫は多いです。 これまでにも猫の尿石症とその治療についてはコメントさせて頂きました。 そして、この尿石症で排尿不可能となり、尿毒症に至る症例については外科 […]
2015.09.12
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猫の大腿骨頭切除手術
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、股関節脱臼により大腿骨頭切除を実施した猫の症例です。 以前にも当院のHPにて犬の大腿骨頭切除手術のご紹介を致しました。 犬の場合、レッグ・ペルテス症や頻発する股関節脱臼 […]
2015.07.02
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猫の会陰部尿道瘻形成術
こんにちは 院長の伊藤です! 猫は排尿障害を起こすことが多い動物です。 以前にもご紹介した尿石症などはその代表です。 興味のある方はこちらを参照下さい。 完全に排尿できなくなると猫は48時間以内に尿毒症に陥ります。 その […]
2015.02.25
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猫のミミヒゼンダニ感染症
こんにちは 院長の伊藤です。 猫を飼育されている飼主様で、耳の中をどれだけまめに耳掃除しても直ぐに汚くなると嘆かれている方も多いです。 そういう猫達の何割かは。ミミヒゼンダニの感染を受けている場合があります。 本日は、猫 […]
2015.02.06
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猫の大腿骨遠位端分離骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは仔猫の骨折の症例です。 猫のランちゃん(雌、5か月齢、2㎏)は二階のベランダから落下してしまい、その後右後肢を引きずるとのことで来院されました。 猫は高い所から、ダイビン […]
2014.10.25
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猫の尿石症(ストルバイト尿石症)
冬によく発症する猫の疾患に尿石症があります。 今年の冬も「おしっこが出なくてお腹が張ってきて苦しんでいます!」と来院される猫が多かったです。 尿石症とは文字通り、腎臓・尿管・膀胱・尿道に結晶・砂粒・石ができる疾患です。 […]
2014.03.20
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猫の変形性関節症
ペットの高齢化が話題になってから久しいですね。 ヒトでも高齢化に伴い、関節症対策としてのグルコサミンやコンドロイチン硫酸のサプリメントがCMで流れたりします。 犬猫の世界でも関節症になるケースは年々増えています。 本日は […]
2014.03.09
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猫の子宮蓄膿症(その2)
本日、猫の子宮蓄膿症の第2弾をご紹介させて頂きます。 犬の子宮蓄膿症と比較して、猫の子宮蓄膿症はそれほど多くは遭遇しないと思います。 猫の飼主様からすれば、子宮蓄膿症になるとどんな症状が現れるのか関心をお持ちと思いますの […]
2014.02.28
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猫の扁平上皮癌(ナナちゃんに捧ぐ)
ヒトの腫瘍の闘病と同様、腫瘍に罹患した動物の闘病も辛く大変です。 飼い主様と動物、そして我々病院スタッフとの2人3脚で治療を進めていきます。 寛解といって、腫瘍を殺して治癒できれば良いのですが、人医同様、獣医の世界もまだ […]
2013.11.17
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きのこのつぼ?!(猫の壺形吸虫感染)
最近、仔猫を拾われて健診のため来院される飼主様が多いです。 野良の生活を経験している仔猫たちは、色んな物を摂食します。 その結果、寄生虫感染している個体も多いです。 ミックス猫のきのこちゃん(体重1.1kg、約2か月齢、 […]
2013.11.10
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猫の全臼歯抜歯処置
以前、猫の難治性口内炎というテーマをコメントさせて頂きました。 猫の歯肉口内炎は、難治性口内炎や慢性潰瘍性歯肉口内炎やリンパ球性形質細胞性歯肉口内炎等など色んな呼び方をされています。 最近では、この歯肉口内炎を口腔後部口 […]
2013.07.15
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仔猫の上部気道感染症
当院の周辺地域は、なぜかこの数週間、仔猫を拾われて健康診断を兼ねて来院する方が増えています。 その仔猫の何割かが、今回ご紹介します上部気道感染症に罹患しています。 上部気道感染症の特徴的な症状は、くしゃみ・鼻の漿液性また […]
2013.07.14