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ハリネズミの異所性エナメル上皮腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミのエナメル上皮腫という腫瘍です。 エナメル上皮腫と言うのは、歯に関わる歯原性腫瘍です。 本来、歯に発生すべきエナメル上皮腫が別の場所に発生した(異所性)症例で […]
2017.12.22
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ハリネズミの乳腺癌
こんにちは 院長の伊藤です。 ハリネズミの人気は5,6年前から急上昇し、当院ではすでにフクロモモンガやフェレットを引き離す勢いを見せています。 そんなハリネズミですが、腫瘍の症例が年々増えてます。 本日、ご紹介しますのは […]
2017.07.14
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ヨツユビハリネズミの子宮腺過形成
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギに次いでハリネズミの子宮疾患は多く、卵巣・子宮全摘出を行うことで完治させてます。 ハリネズミの場合は子宮ポリープ、子宮内膜炎、子宮腺癌が多いのですが、今回は子宮腺が過剰に増生して子宮筋 […]
2017.05.12
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ヨツユビハリネズミの肥満細胞腫
こんにちは 院長の伊藤です。 4月に入り、当院でも春の健康診断や狂犬病ワクチンの予防接種などイベントが重なってます。 ご来院の患者様にあっては長い時間お待ちいただく場合もあり、ご迷惑おかけして申し訳ありません。 さて、本 […]
2017.04.13
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ハリネズミの子宮内ポリープ
こんにちは 院長の伊藤です。 残暑厳しい中、皆様のペット君達は夏バテしてませんか? この1か月、私自身は手術に追われてブログの更新もままならなく、読者の皆様にご心配おかけしております。 1年ほど前の手術症例もまだブログに […]
2016.08.30
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ハリネズミの平滑筋肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ヨツユビハリネズミの平滑筋肉腫です。 ハリネズミは色々な腫瘍に罹患します。 平滑筋は消化器などを構成する筋肉組織ですが、この平滑筋が肉腫という悪性腫瘍になりますと難しい […]
2016.06.22
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ハリネズミの直腸脱(後編)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、ハリネズミの直腸脱(前編)を載せました。 直ぐに後編を載せる予定でしたが、日常業務に追われ遅れて申し訳ありませんでした。 前編の詳細についてはこちらをクリックして下さい。 さて、ハリネ […]
2016.03.24
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ハリネズミの直腸脱(前篇)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミの直腸脱です。 エキゾチックアニマルは、鳥類も爬虫類も直腸脱が多いと感じています。 以前、フェレットの直腸脱についてコメントさせて頂きました。 直腸脱がなぜ生 […]
2016.03.14
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ハリネズミの血尿(その2 子宮内膜炎による)
こんにちは 院長の伊藤です。 雌のハリネズミの血尿は、子宮疾患が絡んでいることが多いです。 他院で膀胱炎疑いで、止血剤や抗生剤の内服を継続してるが血尿が治まらないとの飼主様からの相談を受けることが多いです。 以前にもハリ […]
2015.10.26
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ハリネズミの乳腺腫瘍・リンパ腫
こんにちは 院長の伊藤です。 最近、ハリネズミ(ヨツユビハリネズミ)の人気が高く、当院ではハムスターの来院数を上回るかもしれません。 そんなハリネズミですが、飼育頭数が増えるにつれ、犬猫同様に様々な疾病で来院されます。 […]
2015.07.23
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ハリネズミの血尿(子宮内膜過形成・子宮内膜炎による)
こんにちは 院長の伊藤です。 ハリネズミがペットとして定着した感があるこの数年、雌のハリネズミの血尿の来院数が増えています。 これはウサギにも言えることですが、性的に成熟を迎えた4歳以降に産科系疾患(特に子宮疾患)が増加 […]
2015.06.01
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ハリネズミの腫瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 最近はハリネズミを新たに飼育される方が、急増されているように感じます。 当院では毎日、必ずハリネズミの診察が1件はあります。 その多くが皮膚病、特に疥癬がらみです。 そんな中で皮下にできる腫 […]
2014.10.13
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ハリネズミの扁平上皮癌
ハリネズミにも腫瘍はあります。 特に有名なのが扁平上皮癌という悪性の腫瘍です。 この扁平上皮癌は顔面や口腔内に発生することが多く、特に口腔内にできると摂食行動が制限されるため飼主様が強制給餌をするなどして介護してあげなく […]
2014.01.07
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ハリネズミの低温火傷
先日、グリーンイグアナの火傷についてコメントさせて頂きました。 今回は、ハリネズミの低温火傷(第1度熱傷)を報告させて頂きます。 ハリネズミの空ちゃん(年齢不明、雌)は、下腹部が赤くなって食欲も不振とのことで来院されまし […]
2013.12.06
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ハリネズミの脱髄性麻痺(ふらつき症候群)
今回ご紹介するのは、ハリネズミの疾病の中で神経系の致死率が高いとされているものです。 脱髄性麻痺(Wobby Hedgehog Syndrome)、別名ハリネズミのふらつき症候群です。 この疾病の症状は、最初に後肢に不全 […]
2013.11.02
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ハリネズミの口唇部炎症
各種エキゾチックアニマルを当院では診察していますが、ハンドリング(保定)の手強さではハリネズミが一番でしょう。 自分にとって敵と見るや、針を逆立てて丸くなります。 加えて鼻を鳴らして、これ以上自分に近づくなと体をゴムまり […]
2012.10.06
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ハリネズミのダニ感染症
ハリネズミがペットとして市場に流通してから10年以上経過しています。 最近は若い女性がハリネズミを診てほしいと来院されるケースが増えています。 ハリネズミの体表の背側は被毛が変化した針が見られ、脇腹から腹側にかけては柔ら […]
2011.09.27