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フクロモモンガの末端壊死症
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フクロモモンガの末端壊死症です。 フクロモモンガの中には、耳介部や四肢の肢端部が壊死を起こす症例があります。 その原因は、不明な点が多いです。 細菌感染か、末端部の血液 […]
2022.11.16
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フクロモモンガの乳腺周囲に発生した肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フクロモモンガの腫瘍です。 フクロモモンガも他のエキゾチックアニマル同様、各種腫瘍を発生します。 今回のフクロモモンガは、乳腺周囲に生じた腫瘍ですが乳腺腫瘍ではなく、間 […]
2019.11.22
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フクロモモンガの大腿骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 新年一番の疾病紹介はフクロモモンガの大腿骨骨折です。 フクロモモンガは立体的な行動をとります。 ケージも高さのあるものを利用されるご家庭が多いと思います。 高い所から飛び降りたりする際に爪を […]
2018.01.06
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フクロモモンガの前肢断脚手術
こんにちは 院長の伊藤です。 フクロモモンガは他の動物と比較して、疾病の罹患率は低いと思います。 しかしながら、飼育法や飼育環境が問題となって、自傷行為や事故による外傷が多い動物です。 今回、ご紹介しますのは保温のために […]
2014.12.17
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フクロモモンガのペニス脱
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フクロモモンガのペニス脱です。 過去に犬を初めとして、爬虫類のペニス脱についてもコメントさせて頂きました。 このペニス脱は緊急の状態であることが多いのですが、飼主様はの […]
2014.08.17
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フクロモモンガのストルバイト尿石症
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのはフクロモモンガのストルバイト尿石症です。 フクロモモンガの尿の性状については、健常時は酸性尿なのかアルカリ尿なのかも調べられていないように思います。 手元の資料・文献も記載 […]
2014.06.20
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フクロモモンガの自傷行為(その3)
フクロモモンガの自傷行為を以前から報告させて頂いてます。 本日はこの自傷行為、その3と言うことでご紹介します。 フクロモモンガのいいちこちゃん(1歳、雌)は食欲不振と言うことで 当院を受診し、気管支炎の疑いで内服を続けて […]
2014.04.08
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アメリカモモンガのコクシジウム感染症
モモンガと言えば、フクロモモンガが最近ではポピュラーになってしまいました。 一方で、少数ですがアメリカモモンガの愛好家の方もみえます。 アメリカモモンガは齧歯類リス科モモンガ亜科に属するモモンガでリスの仲間です。 フクロ […]
2013.11.28
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フクロモモンガの白内障
犬猫同様、フクロモモンガも白内障を発症します。 外見的には眼球の水晶体に当たる部分が白濁し始めます。 フクロモモンガは採食したり、滑空したり、活動の殆どを視覚に頼って生きています。 白内障もステージが進んできますと失明に […]
2013.10.29
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フクロモモンガの自傷行為(その2)
フクロモモンガは愛情欲求の強い動物です。 特に単独飼育の場合、飼い主様とのスキンシップを絶えず要求します。 幼体の頃から飼育するケースであれば、まめにスキンシップをとることで、飼主様にも早くから慣れてくれることと思います […]
2013.10.27
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フクロモモンガの骨代謝障害
フクロモモンガは餌に対する選り好みが強い動物です。 基本は雑食性の有袋類です。 犬に対するドッグフードの様に栄養学的に研究され、それだけ与えておけば後は必要ありませんというモモンガフードは、今のところありません。 一般に […]
2013.10.03
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フクロモモンガの自傷行為(その1)
フクロモモンガはストレスに対して敏感に反応します。 ストレスとは飼育環境(温度・湿度、ケージの大きさ、餌の内容、他のモモンガとの干渉等)によって、心身に及ぼす負担を今回は指していいます。 ストレスの発散を、イヌのようにカ […]
2013.09.23
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フクロモモンガの去勢手術(変法 その2)
先回、フクロモモンガの去勢手術の変法を簡単にご紹介させて頂きました。 今回、その術式で手術をご希望された もん太君 をご紹介します。 もん太君ははるばる横浜から手術を受けるために来院されました。 東浦に滞在される時間も限 […]
2013.04.24
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フクロモモンガの去勢手術(変法)
フクロモモンガの去勢手術について以前、ブログにコメントさせて頂きました。 コメントした時は、まだ術式としては、陰嚢に切開を加えて精巣を2つ摘出する方法の紹介でした。 手術法としてはその従来法で問題はないのですが、フクロモ […]
2013.02.07
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フクロモモンガの虚脱(ショック状態)
昨日は、爬虫類の脱水症状のコメントをさせていただきました。 本日は、フクロモモンガの虚脱についてご紹介させて頂きます。 爬虫類の脱水症状と同じく、飼主様でどんな状態になったら、病院で診察を受けるべきであるか悩まれている方 […]
2013.01.21
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フクロモモンガの靭帯損傷
昨日、フクロモモンガの健康診断でお伝えいたしましたが、爪の伸びすぎによる受傷が多いです。 今回のフクロモモンガ君は、右の前脚がケージの格子をつかむことが出来なくて来院されました。 よくよく拝見しますと、明らかに爪が伸びて […]
2012.10.02
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フクロモモンガの健康診断
フクロモモンガの人気も定着した感があります。 当院でもフクロモモンガの健康診断の依頼は多いのですが、今回はその中で気になったことをコメントさせて頂きます。 1: フクロモモンガとのスキンシップは重要です。 飼い始めは非 […]
2012.10.01
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フクロモモンガの陥頓包茎(かんとんほうけい)
以前、デグーマウスの陥頓包茎についてコメントしました。 フクロモモンガもやはり陥頓包茎になります。 フクロモモンガのペニスはデグーマウスや犬猫に比べ特殊な形状をしています。 たとえて言えば、蛇の舌のように先端が2つに分か […]
2012.09.04
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アメリカモモンガ vs フクロモモンガ
モモンガ、特にフクロモモンガは最近ではペットとして非常にポピュラーな存在になってきました。 当院でもフクロモモンガの来院率は高く、外傷処置から去勢手術まで対応させていただいています。 今回ご紹介しますのは趣を変えて、アメ […]
2012.08.04
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フクロモモンガの前肢浮腫(末梢循環障害)
つい先日、フクロモモンガで前肢の咬傷による皮下膿瘍をご紹介しました。 あの写真もそれなりに前肢の腫れが目立っていましたが、今回のフクロモモンガ君はさらに腫れが酷いです。 まさにグローブのごとく腫れています。 なぜこんな状 […]
2012.06.24