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カメレオンの舌損傷(驚異の舌)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、カメレオンの舌損傷例です。 カメレオンの舌は独特な動きをします。 獲物を捕捉するときは、離れた距離から舌を強力にスプリングのように前方に打ち出し、獲物を舌先に吸着・絡め […]
2024.03.28
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エボシカメレオンの直腸脱と卵塞
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、久しぶりのカメレオンです。 カメレオンも性的に発情し、交尾、産卵、孵化というプロセスをたどって繁殖をします。 性的成熟と交尾のタイミングも難しいのですが、産卵については […]
2016.05.15
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デレマカメレオンの口腔内膿瘍(マウスロット)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのは、ブログ登場は久しぶりのカメレオンです。 カメレオンはコオロギ等の生餌を捕食します。 当然生餌ですから、口の中に取り込んだ瞬間に即死するわけはなく、口腔内で暴れたりすると口 […]
2015.12.22
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ジャクソンカメレオンの指間膿瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は久しぶりにカメレオンの話題をさせて頂きます。 カメレオンは樹上生活を送ります。 野生の個体は自身にとって、つかまりやすい枝ぶりの樹に生息し、適応していきます。 しかしながら、ペットとし […]
2015.11.18
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エボシカメレオンのグロテスク・スマイル(妊娠含む)
こんにちは 院長の伊藤です。 先月の当院のエキゾッチクアニマルの新患数が、犬猫の新患合計数の3倍に達している事実を知りびっくりしてます。 たくさんの動物病院のHPを拝見していますが、疾病紹介については犬猫よりエキゾッチク […]
2014.07.07
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パンサーカメレオンの口腔内膿瘍
爬虫類は生餌を給餌する上で、活動的な生餌であれば口腔内で暴れたりして受傷するケースが多いです。 これを一般にマウスロットと呼びます。 ただカメレオンも個体のキャラクターによっては、攻撃的な個体では他のカメレオンと激しい喧 […]
2013.10.21
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ジャクソンカメレオンの手根関節炎
多くのカメレオンは樹上生活をします。 飼育ケージ内の木の上につかまって、一日の大部分を過ごすわけです。 当然、全体重を支える関節部には荷重があり、関節部が何らかの原因で炎症を起こしますと樹上生活が不可能となります。 つま […]
2013.10.18
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パンサーカメレオンの関節炎
本日ご紹介いたしますのは、パンサーカメレオンのアンバンジャーというカラーの個体です。 パンサーカメレオンのカラーバリエーションは多彩で見ていて飽きません。 今回、後肢の膝関節が腫れて丸くなっているとのことで来院されました […]
2013.05.05
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エボシカメレオンの紫外線照射による眼球障害(その2)
以前、紫外線ランプのセッティングミスで眼球障害をおこしたエボシカメレオンをご紹介をさせていただきました。 今回もまた、紫外線ランプと個体の距離が近すぎて、眼球障害を受けた症例です。 しかも先回と同じ、エボシカメレオンです […]
2013.03.20
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パンサーカメレオンの代謝性骨疾患(その後のアオ君)
先日、カメレオンのアオ君のご紹介をさせていただきました。 アオ君は、代謝性骨疾患の疑いで治療させていただいてますが、その後の経過報告です。 症状は、左下顎部の腫れとそれに伴う咬合不全、左側の結膜炎です。 下写真は1か月前 […]
2013.03.19
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パンサーカメレオンの代謝性骨疾患
パンサーカメレオンのアオ君は、はるばる静岡県から来院されました。 左下顎が腫れあがり、食餌もしっかり食べられなくなったとのこと。 静岡の動物病院でマウスロットであろうとことで、抗生剤の投薬と口腔内の消毒を受けていたとのこ […]
2013.02.22
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カメレオンのフィラリア寄生
フィラリアといえば、犬の心臓へ寄生する代表的な線虫です。 勿論、猫やフェレットへの寄生例も多く知られていますね。 案外、爬虫類にもこのフィラリアが、寄生しているということをご存じない方が多いようです。 今回は、カメレオン […]
2013.02.02
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爬虫類の脱水症状について
最近、特に栄養不良・脱水状態の爬虫類を診察することが多いです。 初めて爬虫類を飼育される飼主様に多いのですが、栄養状態や脱水症状の確認がよくわからないと質問を受けます。 本日は、全身の栄養状態が良くなく、脱水を起こしてい […]
2013.01.20
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ウスタレカメレオンのヘミペニス脱
哺乳類のペニスは、排尿と生殖機能を兼用しています。 一方、爬虫類のペニスはヘミペニスと呼ばれ、生殖機能のみを果たします。 排尿は総排泄口から糞と一緒に排出されます。 カメレオンを飼育する上で、以前ご紹介しました直腸脱以外 […]
2012.11.11
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エボシカメレオンの眼病
以前、幼体のエボシカメレオンの紫外線照射による眼球障害を載せました。 今回ご紹介しますのは、成体のエボシカメレオン君です。 幼体と比べて後頭部の突起が立派に成長しているのが分かります。 カメレオンは本当に眼疾患が多く、そ […]
2012.11.10
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パンサーカメレオンの皮膚疾患
カメレオンはどちらかというと皮膚がデリケートな爬虫類です。 樹上生活を営みますので、木肌や枝や葉で皮膚を擦過させて、傷口から雑菌が侵入して化膿性皮膚炎になり易いです。 今回ご紹介いたしますのは、当院ブログ上、登場回数の多 […]
2012.10.22
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エボシカメレオンの紫外線照射による眼球障害
エボシカメレオンは最大全長が65㎝に達するカメレオンです。 高地にある湿度の高い森林に生息しており、ペットとして飼育される場合も高さのあるケージが必要となります。 ここで問題になるのは、紫外線ランプをケージの真上に備え付 […]
2012.09.30
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パンサーカメレオンの眼病(その2)
カメレオンの眼病は日常的によく遭遇します。 以前、カメレオンの眼病で目の構造についてコメントさせて頂きました。 カメレオンの眼球は、強靭な円錐状のまぶたに保護されています。 眼病になりますとこのまぶたが眼球を覆いますので […]
2012.09.26
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セネガルカメレオンの皮膚病
セネガルカメレオンはガーナなどアフリカ中央部から西武にかけて分布している、体調20~25㎝の小型で胴長のカメレオンです。 今回、ご紹介するのは皮膚病のセネガルカメレオンです。 一般にカメレオンはドリッパーという給水器で、 […]
2012.09.25
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カメレオンの眼病
カメレオンの眼球は円錐状のまぶたに覆われて、大きく突出しています。 この眼球で360°全方向を、左右別々の眼球で捉える事ができます。 樹上の葉の茂みから眼だけを動かして、獲物に気づかれることなく捕捉することが可能です。 […]
2011.09.21