こんにちは、新米獣医の村田ですsun

昨日はとても荒れた天気でしたねrain

我が家は風typhoonでガタガタ言っていました皆様のところは大丈夫でしょうか?

早いもので、勤めはじめて一週間が経ちましたhotel

何もできなかった私ですが、最近では患者さまの保定や様々な検査、レントゲン撮影cameraのお手伝いなどをさせて頂いています。

大分病院にも慣れてきましたが、まだまだ皆様に検査結果などを伝えるときは緊張してしまいますsweat01

もし解り難いことがあったらぜひとも申してくださいね!!

さてちょっと話は変わり、診療でみた犬の乳腺腫瘍早期避妊のお話でもさせて頂きます。

乳腺腫瘍とはおっぱいに出来る腫瘍で、雌犬で最も発生の多い腫瘍であり、またその半分が悪性腫瘍(がん)とされています。

この乳腺腫瘍ですが、「早期避妊」にて発症率を大幅にさげることが知られています。

「腫瘍ができてから取ればいい」「健康な子にメスを入れるのは可哀想」と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、乳腺腫瘍が発生する時期は高齢であることがほとんどであり、高齢動物の手術というのは若い動物に比べてはるかにリスクが高くなり、また悪性腫瘍の場合、転移してしまったならば完全に切除することは困難です。

また避妊のメリットとして、乳腺腫瘍だけでなく子宮蓄膿症の発生率も下げることができます。

私の実家のポメラニアンも当時私が無知であったばかりに避妊手術を行っていなく、乳腺腫瘍・子宮蓄膿症の両方に罹患しており、また気管虚脱(気管がつぶれてしまう病気)も持病として持っているので、手術することもままなりません。

本当に避妊させなかったことを後悔しています。

皆様、どうか私と同じ後悔をしないためにも、子供を産ませる予定のないワンちゃんの早期避妊手術をお願い致します。

新米獣医師のつぶやきでした。

以下、少しだけ手術模様です。


丸い枠内が腫瘍の部位です。


アップにした写真です、これから切除します。

切除中です。

無事切除が終わり、縫合しました。

早期避妊って大事だなぁと思った方paper

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