こんにちは、獣医師の苅谷です。

先日、健康診断を受けてきました。

健康診断の中には血液検査も含まれており、今まで春の健康診断の説明をしてきた私自身に万が一、何か異常があったらと考えると少し不安な気持ちになっています。

さて、今回は当院で勤務し始めて3ヵ月経ちましたので今までを振り返ってみようと思います。

まず、勤務し始めて最初の月、4月ですが・・・

やはり衝撃的で記憶に鮮明に残っていることは「院長が入院し、代役を務めたことです。

私は3月に国家試験に合格し、4月から獣医師として勤務し始めたので実際の診療の経験はほとんど無く、知識も教科書上のものだけでした。

この時、診療の現場にやむを得なく立たされため、「どうしたらいいのだろう?」と戸惑いと不安に陥りました。

ほとんどの場面で、慌てふためいていた状態であった私ですが・・・

今回はスタッフの皆さんのご協力によりおそらく何とかしのぐ事ができました。

これは感謝してもしきれないです。

ハプニングの次の月の5月についてです。

院長も病み上がりで本調子ではなく、私自身も先月のハプニングを乗り越えたことによる燃え尽き感がありました。

この時期、フィラリアや春の健康診断で採血を行う機会が多々ありましたが、5月に入ってから少し血管の走行が分からなくなってしまいました。

同じ方法でやっていて、少し前には出来ていたのに現在できない、そのようなもどかしさを感じていましいた。

血管の走行を見つけるのは自身の感覚なので何とか自分で修正し、今では分かるようになってきました。

最後に先月の6月です。

この月は3ヶ月目という壁にぶつかりました。

これまでの2ヶ月間で感じた今の自分の限界、多くの覚えなければいけないことがあるということ、やらなければいけないことあり、自分は何をするべきか、何がしたいのかが分からなくなりました。

これにより院長をはじめ、スタッフの皆さんに多々迷惑をかけていること、それに関して申し訳なく思っています。

獣医師として要求される内容にまだまだ達するには程遠いですが、早く要求に応えられるように努力して行きたいと今はこのように考えています。

私はまだ獣医師として3ケ月の新米です。

当院で勤務し始めて、珍しい手術や色々なエキゾチックアニマルの診療に携わり、たくさんの学ぶことに溢れています。

学ぶことが多すぎて、すでに壁に当たっています。

しかし、これからの獣医師としての人生の中ではさらに大きな壁が出てくると思います。

壁の前で立ち尽くすのではなく、一つ一つ壁を乗り越えて行くよう頑張っていきたいと思います。

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