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コリーノーズ
こんにちは 院長の伊藤です。 日光を過剰に浴びることで、紫外線に鼻周辺の皮膚が炎症反応を起こしてしまう疾病があります。 特に鼻周辺にメラニン色素の少ない犬種に発症しやすく、その代表格がコリーやシェルティで称してコリーノー […]
2024.05.30
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外耳炎によるフレンチブルドッグの耳血腫(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 以前、犬の耳血腫についてその外科的アプローチをご紹介させて頂きました。 詳細はこちらをクリックして下さい。 暑い日が続いています。 こんな時期は皮膚病について多いのが外耳炎です。 定期的に外 […]
2024.05.28
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犬の耳血腫
こんにちは 院長の伊藤です。 耳血腫とは耳介部に血液が貯留して腫脹する疾患を指します。 耳介内部で出血が生じる何らかの原因があり、この疾患は起こります。 例えば、外耳炎やミミヒゼンダニの感染があって頭を振ったり、足で耳を […]
2024.05.27
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犬の外耳炎
こんにちは 院長の伊藤です。 当院では、この1~2週間外耳炎の外来が急増しています。 恐らくは、蒸し暑くなってる気象状況も関連していると思われます。 今回ご紹介する外耳炎ですが、日常診療では最もポピュラーな耳科疾患です。 […]
2024.05.26
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ウェルシュ・コーギーのハエウジ症
こんにちは 院長の伊藤です。 これから6月を迎え、蒸し暑い日々が続きます。 体調を崩す動物たちが多いのもこの梅雨入り時期です。 本日、ご紹介いたしますのは犬のハエウジ症です。 ウェルシュ・コーギーのアイン君(12歳、去勢 […]
2024.05.25
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犬の瞬膜腺脱出(チェリーアイ)の整復手術
こんにちは 院長の伊藤です。 犬の瞬膜(第三眼瞼)の中に存在する瞬膜腺が、何らかの原因で脱出する疾病を瞬膜腺脱出と言います。 脱出した瞬膜腺の外貌からチェリーアイとも呼ばれます。 多くは1歳未満で見られます。 片側性で起 […]
2024.05.24
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ハリネズミの卵巣腫瘍(性索・間質性腫瘍)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミの卵巣腫瘍です。 今年の4月、5月はハリネズミの腫瘍摘出手術(特に子宮腫瘍)が集中してありました。 連日のようにハリネズミの開腹手術となりました。 ハリネズミ […]
2024.05.22
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ウサギの腹腔内膿瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはウサギの腹腔内膿瘍です。 膿瘍とは、細菌感染によって限局された組織間隙に膿が貯留した状態を指します。 特にウサギの免疫系は、細菌に限らず異物に対しても可能性反応を示し、乾 […]
2024.05.21
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ウサギのスナッフル
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの鼻炎・副鼻腔炎、気管支炎、肺炎などの原因による鼻汁の排出をスナッフル(snuffles)と呼びます。 加えて、切歯や前臼歯の根尖炎症に伴う鼻腔の閉塞で生じるくしゃみの症状も称してスナ […]
2024.05.19
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ウサギの前縦隔疾患(胸腺腫の疑い)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギは色々な疾病にかかりますが、比較的胸部疾患は少ないとされます。 ウサギは草食獣であるため、全体腔内で消化器が占める割合が非常に大きく、胸郭はわずかなスペースしか取れていません。 そのた […]
2024.05.17
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クランウェルツノガエルの代謝性骨疾患
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、カエルの代謝性骨疾患(Metabolic Bone Disease)です。 以前、ベルツノガエルの代謝性骨疾患についてコメントしましたので、興味のある方はこちらをクリッ […]
2024.05.14
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ウーパールーパーのイカリムシ感染症
こんにちは 院長の伊藤です。 皆さんはイカリムシという魚類や両生類に寄生する虫体をご存知でしょうか? 本日、ご紹介させて頂きますのはウーパールーパーのウーちゃんです。 ウーちゃんの鰓(エラ)を初めとして、体表部に白い棘の […]
2024.05.12
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猫の大腿骨頭切除手術
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、股関節脱臼により大腿骨頭切除を実施した猫の症例です。 以前にも当院のHPにて犬の大腿骨頭切除手術のご紹介を致しました。 犬の場合、レッグ・ペルテス症や頻発する股関節脱臼 […]
2024.05.10
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高齢チンチラの臼歯過長症(祝21歳誕生日)
こんにちは 院長の伊藤です。 今回は、今年5月に21歳の誕生日を迎えたチンチラのご紹介です。 一般に言われるチンチラの平均寿命は10~15歳です。 ギネスの長寿記録はなんと29歳8か月齢とのことです。 このチンチラちゃん […]
2024.05.09
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ウサギの子宮腺癌(その7)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはウサギの子宮腺癌です。 これまでにも多くの子宮腺癌の症例をご紹介させて頂きました。 これも、避妊手術を早期に実施することで回避することのできる疾病であることを、なるべく多 […]
2024.05.05
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ウサギの子宮腺癌(その6)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの子宮疾患で死亡率が高いのは、子宮腺癌です。 子宮に腫瘍が出来ますと腺癌に侵された子宮内膜から出血が始まります。 多くのウサギは血尿から、飼主様が異常に気づくことが多いです。 ここで動 […]
2024.05.04
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ウサギの子宮腺癌(その5)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの子宮腺癌もいろんなケースがあり、今回は症例パターンその5となります。 ネザーランドドワーフのモカちゃん(雌、4歳11か月)は激しい血尿が出るとのことで来院されました。 以前から子宮腺 […]
2024.05.01