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ハムスターの外傷性口蓋裂
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはハムスターの外傷性口蓋裂です。 上顎の口腔内の硬口蓋という凸凹した部位が、先天的に閉鎖せずに鼻腔と通じている状態を口蓋裂と言います。 犬や猫で交通事故や落下事故で上顎骨折 […]
2024.09.29 ハムスターの口蓋裂
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犬の真性半陰陽
こんにちは 院長の伊藤です。 今回、ご紹介させていただきますのは真性半陰陽という珍しい症例です。 先日、スタッフブログ患者様ご紹介のコーナーで登場していただきましたスズちゃん(パグ、6歳)です。 卵巣の先天異常の一つに真 […]
2024.09.28
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猫の大腿骨頭切除手術
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、股関節脱臼により大腿骨頭切除を実施した猫の症例です。 以前にも当院のHPにて犬の大腿骨頭切除手術のご紹介を致しました。 犬の場合、レッグ・ペルテス症や頻発する股関節脱臼 […]
2024.09.27
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カメの卵塞(内科的治療)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、カメの卵塞です。 卵塞とは、排卵されたのちに産卵に至るまでの間に起こる卵の排出障害を指します。 卵塞は3つのタイプ(閉塞性、非閉塞性、異所性)に分類されます。 閉塞性卵 […]
2024.09.25
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ハリネズミの脱髄性麻痺(ふらつき症候群)
こんにちは 院長の伊藤です。 今回ご紹介するのは、ハリネズミの疾病の中で神経系の致死率が高いとされているものです。 脱髄性麻痺(Wobby Hedgehog Syndrome)、別名ハリネズミのふらつき症候群です。 この […]
2024.09.24
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カメレオンのフィラリア寄生
こんにちは 院長の伊藤です。 フィラリアといえば、犬の心臓へ寄生する代表的な線虫です。 勿論、猫やフェレットへの寄生例も多く知られていますね。 案外、爬虫類にもこのフィラリアが、寄生しているということをご存じない方が多い […]
2024.09.22 カメレオンのフィラリア症
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セキセイインコの脂肪腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、セキセイインコの腫瘍です。 セキセイインコをはじめとして、小型愛玩鳥にも腫瘍の発症は認められます。 今回の症例は、比較的腫瘍が短期間で腫瘍が大きくなり外科的に摘出した症 […]
2024.09.21 セキセイインコの脂肪種, 鳥の腫瘍
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ウサギの肺腫瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 肺と言いう臓器は、血液中のガス交換をする重要な役割を担っています。 肺を絶えず血液が巡るということは、血中に腫瘍細胞が流出したら、肺に至る確率は極めて高いということです。 特にウサギの場合、 […]
2024.09.20
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半導体レーザーによるウサギの足底皮膚炎(ソアホック)治療
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ウサギの足底皮膚炎(ソアホック)治療として半導体レーザーを使用した症例です。 以前にソアホックについては記事に載せましたので、興味ある方はこちらをクリックして下さい。 […]
2024.09.19
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ラットの紅い涙
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ラットの紅い涙です。 キリスト像の血の涙でもあるまいし、宗教的な話題でもありません。 ファンシーラットのぽっけちゃん(雌、8か月)は眼から紅い涙を流しているとのことで来 […]
2024.09.18
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スッポンモドキの皮膚病
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、スッポンモドキの皮膚病です。 そもそもスッポンモドキとはどんな生物なのか?というところから説明します。 スッポンと名のつくことからカメであることは明らかです。 しかしな […]
2024.09.17
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デグーマウスのリンパ腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、デグーマウスのリンパ腫です。 リンパ腫は血液の腫瘍です。 白血球中のリンパ球がガン化して発症します。 発生する部位はリンパ系組織とリンパ外臓器に分かれます。 リンパ系組 […]
2024.09.15
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ミドリニシキヘビのマウスロット(あなたはヘビの口を覗いたことがありますか?)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ミドリニシキヘビ(旧和名:グリーンパイソン)です。 ミドリニシキヘビのアルちゃん(性別不明、1歳未満)は口から涎がたくさん出て食欲不振とのことで来院されました。 ミドリ […]
2024.09.14
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ウサギの陰嚢ヘルニア
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはウサギの陰嚢ヘルニアです。 陰嚢ヘルニアとは精巣の精管・精巣動静脈が腹腔内へ入っていく孔を鼠径輪(そけいりん)と呼びます。 イラストで説明しますと下図のようになります。 […]
2024.09.13 ウサギの排尿障害, ウサギの鼠径ヘルニア
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オカメインコの上腕骨骨折整復手術(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはオカメインコの翼の骨折例です。 特にオカメインコの特徴として、突発的に興奮状態に陥りやすく、いわゆるオカメパニックと呼ばれる症状を起こしたりします。 オカメパニックを起 […]
2024.09.11
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オカメインコの上腕骨骨折整復手術
こんにちは 院長の伊藤です。 愛玩鳥は色んなタイプの骨折をします。 今回は、飼主様が踏んで翼の骨(上腕骨)を骨折したオカメインコの症例です。 オカメインコのサラちゃん(雌、1歳)は、左翼がだらんと下がって、骨折しているよ […]
2024.09.10
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フェレットのストルバイト尿石症
こんにちは 院長の伊藤です。 犬猫同様にフェレットも尿石症に罹患します。 特に多いのが、リン酸アンモンマグネシウムから成るストルバイト尿石です。 顕微鏡で確認できる程度の小さな結晶ですが、結晶が合体して砂粒状になり尿道に […]
2024.09.08 フェレットのストルバイト尿石症, フェレットの尿石症
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フクロモモンガの大腿骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日の疾病紹介は、フクロモモンガの大腿骨骨折です。 フクロモモンガは立体的な行動をとります。 ケージも高さのあるものを利用されるご家庭が多いと思います。 高い所から飛び降りたりする際に爪をひ […]
2024.09.07
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ハムスターの軟部組織肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハムスターの軟部組織肉腫です。 軟部組織肉腫は、皮膚・皮下に発生する軟部組織由来の悪性腫瘍であり、臨床的な挙動が類似するいくつかの腫瘍(線維肉腫、血管周皮腫、神経鞘腫、 […]
2024.09.06
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犬の会陰ヘルニア(結腸固定法と仙結節靭帯を用いた整復法)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのは会陰ヘルニアの1症例です。 会陰ヘルニアは中高年の雄犬に良く見られる疾病です。 以前にもこの会陰ヘルニアについて、手術法の紹介もかねてコメントさせて頂きました。 その詳 […]
2024.09.04