院長ブログ

  • hedgehog

    ハリネズミのダニ感染症

    ハリネズミがペットとして市場に流通してから10年以上経過しています。 最近は若い女性がハリネズミを診てほしいと来院されるケースが増えています。 ハリネズミの体表の背側は被毛が変化した針が見られ、脇腹から腹側にかけては柔ら […]

    2011.09.27

  • rabitts

    ウサギの梅毒

    皆様は梅毒という病気をご存知でしょうか? ヒトでは大昔からの代表的な性病に挙げられています。 一方、ウサギには、このヒト梅毒の病原体であるTreponema pallidumと類似したTreponema paraluis […]

    2011.09.26

  • dogs

    犬の肛門嚢炎

    犬の肛門を正面に捉えて4時と8時の方向に肛門嚢と呼ばれる袋があるのをご存知ですか? 案外、ご存じない方も多いようです。 この肛門嚢には、自身の匂い(フェロモン)の分泌液が貯留され、排便時に便中に少量排液されて自分の縄張り […]

    2011.09.23

  • kamereon

    カメレオンの眼病

    カメレオンの眼球は円錐状のまぶたに覆われて、大きく突出しています。 この眼球で360°全方向を、左右別々の眼球で捉える事ができます。 樹上の葉の茂みから眼だけを動かして、獲物に気づかれることなく捕捉することが可能です。 […]

    2011.09.21

  • kamereon

    カメレオンの直腸脱

    爬虫類・両生類は直腸脱に陥るケースが多いです。 軟便・下痢便が続いたりすると腹圧をかけ、直後に直腸が脱出してしまいます。 今回、ご紹介するパンサーカメレオンは下痢便が続いた後に直腸脱に至ったケースです。 この赤い体色(タ […]

    2011.09.19

  • rabitts

    ウサギの精巣腫瘍

    ウサギの精巣腫瘍は比較的高齢(5歳以降)に発症するようです。 片側もしくは両側の精巣が腫れて気づいて来院されるケースが多いです。 日を追うごとに精巣が大きくなり、後ろ足で精巣を踏みつけたり、排便が上手に出来なくてお尻周り […]

    2011.09.14

  • rabitts

    ウサギの膿瘍

    今回はウサギの膿瘍、特に歯にまつわる膿瘍(歯周病起因のタイプ)をご紹介します。 ウサギの切歯・臼歯の過長症で説明したように、彼らの常生歯という特徴から咬み合わせの悪さから歯根部に細菌感染が及んで上顎や下顎が腫れあがるほど […]

    2011.09.04

  • rabitts

    ウサギの切歯・臼歯過長症

    ウサギの歯科疾患は、切歯または臼歯の不正咬合を背景にした過長症が圧倒的に多いです。 ウサギの歯は、切歯(前歯)臼歯(奥歯)の全てが一生伸び続けます。 これらの歯を称して 「常生歯」 と言います。 文字通り「常に生える歯」 […]

    2011.09.03

  • ferret01

    フェレットの副腎疾患(その1)

    フェレットは幼年期は比較的疾病の罹患率は低く、異物誤飲等が当院では多い感があります。 一方、中年齢以降になりますと副腎腫瘍、インシュリノーマ、リンパ腫等、直接命にかかわる病気になる確率が一挙に高くなります。  フェレット […]

    2011.09.02

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