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フクロモモンガの乳腺周囲に発生した肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フクロモモンガの腫瘍です。 フクロモモンガも他のエキゾチックアニマル同様、各種腫瘍を発生します。 今回のフクロモモンガは、乳腺周囲に生じた腫瘍ですが乳腺腫瘍ではなく、間 […]
2019.11.22
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チンチラの腸管吻合(自咬による腸管脱出)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、自咬症により腸が脱出し腸損傷を招いたチンチラの症例です。 犬猫同様、腸が損傷・壊死を起こした場合、患部を切除後、腸管を吻合する必要があります。 チンチラは体重が雄で60 […]
2019.10.28
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オカメインコの断翼
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、オカメインコで羽に大きな腫瘤が発生し外科的に切除(断羽)した症例です。 オカメインコのデン君(雄、10歳)は左の翼に大きな腫瘤が出来て来院されました。 腫瘤の大きさのた […]
2019.10.20
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犬の口唇切除 (その2 パグ・肥満細胞腫)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の口唇部の切除手術の模様です。 前回、トイプードルの口唇切除手術(毛芽腫)をご紹介させて頂きました。 興味のある方はこちらをクリックして下さい。 なお、今回は見る人に […]
2019.10.08
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チンチラの去勢手術
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはチンチラの去勢手術です。 犬、猫においては去勢・避妊手術は一般的に認知されるところですが、まだチンチラの去勢・避妊手術を実施している病院は少数といえます。 勿論、この手術 […]
2019.09.22
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ウサギの乳腺腺癌
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ウサギの乳腺腺癌です。 ウサギの乳腺は腫瘤が形成されるケースは多く、高齢になるにつれ乳腺腫瘍の発生率は高くなります。 ホーランドロップのハナちゃん(雌、7歳、体重1.2 […]
2019.09.11
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犬の口唇切除(その1 トイプードル・毛芽腫)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、口唇部に腫瘍(毛芽腫)が出来き、切除した症例です。 トイプードルのレオ君(5歳、雄、体重5.8kg)は左上顎口唇部に腫瘤が出来たとのことで来院されました。 この腫瘤につ […]
2019.09.04
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オカメインコの上腕骨骨折整復手術
こんにちは 院長の伊藤です。 愛玩鳥は色んなタイプの骨折をします。 今回は、飼主様が踏んで翼の骨(上腕骨)を骨折したオカメインコの症例です。 オカメインコのサラちゃん(雌、1歳)は、左翼がだらんと下がって、骨折しているよ […]
2019.08.28
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フェレットの脊索腫(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フェレットの脊索腫です。 以前もこの脊索腫についてはコメントさせて頂きました。 興味のある方はこちらをクリックして下さい。 脊索は胎生期に体を支える支柱として機能し、椎 […]
2019.08.20
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ウサギの子宮腺癌(その8 子宮水腫を伴う症例)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ウサギの子宮腺癌です。 雌のウサギは、5歳前後からの子宮疾患が非常に多く、腺癌の発症率がその大部分を占めます。 今回で子宮腺癌の症例報告も8例目になりますが、合併症で子 […]
2019.08.11
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日本チンチラ協会講演
こんにちは 院長の伊藤です。 記事を書くのは一か月ぶりになります。 日常の診療・手術が集中したこともありましたが、講演依頼があり発表資料作成に時間をかけていました。 講演は、日本チンチラ協会(Japan Chinchil […]
2019.08.06
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ハリネズミの子宮内膜間質結節
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはヨツユビハリネズミの子宮内膜間質結節の症例です。 ハリネズミは子宮内膜炎、子宮内膜ポリープ、子宮内膜間質肉腫など子宮疾患が非常に多い動物種です。 そんな中で子宮頚部に非 […]
2019.07.07
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犬の異物誤飲(その19)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の異物誤飲の症例です。 当院のHP上に犬の疾病で異物誤飲シリーズを載せています。 今回は19回目の異物誤飲紹介となります。 犬がどんな異物を誤飲するかを皆様に知って頂 […]
2019.06.27
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ハリネズミの平滑筋肉腫(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミの平滑筋肉腫です。 平滑筋とは消化器や呼吸器,泌尿器,生殖器,血管などの壁にあって,緊張の保持と収縮を司る筋肉です。 意志とは無関係に働くので,不随意筋の一種 […]
2019.06.19
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犬の良性黒色腫(外陰部周囲)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の良性黒色腫です。 黒色腫はメラニン産生細胞由来の腫瘍です。 以前、犬の口腔内悪性黒色腫(メラノーマ)についてコメントしてありますので、興味のある方はこちらをクリック […]
2019.06.05
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セキセイインコの脂肪腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、セキセイインコの腫瘍です。 セキセイインコをはじめとして、小型愛玩鳥にも腫瘍の発症は認められます。 今回の症例は、比較的腫瘍が短期間で腫瘍が大きくなり外科的に摘出した症 […]
2019.05.29
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犬の肛門嚢アポクリン腺癌
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのは犬の肛門嚢アポクリン腺癌です。 犬には肛門の両脇に悪臭を放つ一対の肛門嚢と言う分泌腺があります。 肛門嚢の壁にはアポクリン腺と皮脂腺が多数存在し、においの強い分泌液が産生さ […]
2019.05.23
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ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞です。 爬虫類の産卵において難産、もしくは卵詰まりの状態を総称して卵塞と言います。 卵塞には大きく3つの病態に分けられます。 一つは生 […]
2019.05.06
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ウサギの腹壁ヘルニア
こんにちは 院長の伊藤です。 毎年4月に入りますと狂犬病ワクチン接種、フィラリア予防、春の健康診断と犬の予防医学的イベントで忙殺され、ブログ更新が途絶えて申し訳ありません。 本日ご紹介しますのは、ウサギの腹壁ヘルニアです […]
2019.04.30
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ベーレンパイソンのアイキャップ
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはヘビの脱皮不全、特に眼の脱皮不全です。 ヘビは瞬きをしません。 常時、眼は開いた状態です。 その代わりに角膜の外側に透明な膜を形成しています。 この膜をアイキャップ(Ey […]
2019.04.03