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文鳥の上腕骨・脛骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、文鳥の骨折症例です。 愛玩鳥は室内で放鳥時に突発的な事故(衝突や圧迫)で骨折に至るケースが多いです。 骨折整復がもちろん必要ですが、内臓を圧迫して肺出血や内臓破裂を起こ […]
2018.03.17
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ハリネズミの軟部組織肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日はハリネズミの腫瘍についてコメントさせて頂きます。 最近当院では、ハリネズミは腫瘍の治療がメインとなりつつあります。 遺伝学的、繁殖上の問題(近親交配など)も背景にあるのかもしれません。 […]
2018.03.08
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犬の卵巣嚢腫
こんにちは 院長の伊藤です。 卵巣に関わる疾病には各種あります。 今回は、その卵巣疾患の中で卵巣嚢腫について述べたいと思います。 卵巣嚢腫とは卵巣に液体成分が貯留して腫れている状態のことを指します。 ホルモン分泌の影響で […]
2018.02.23
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ウサギの消化器型リンパ腫
こんにちは 院長の伊藤です。 リンパ腫は哺乳類において一般的に認められる疾患です。 ウサギにおける全腫瘍症例中2番目に多い腫瘍と報告されています。 このリンパ腫発生には、レトロウィルスやヘルパスウイルスが関与している報告 […]
2018.02.15
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モルモットの断脚手術(その2)
こんんちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはモルモットの断脚手術です。 以前、モルモットの断脚についてはコメントをしました。 その詳細はこちらをクリックして下さい。 モルモットのモカちゃん(11か月齢、雌)は右の後 […]
2018.02.01
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フトアゴヒゲトカゲの腰椎骨折(代謝性骨疾患による)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはフトアゴヒゲトカゲの腰椎骨折です。 トカゲ類の脊椎骨折は哺乳類のそれと比較して難易度が高く、また予後不良のケースが多いです。 今回ご紹介するフトアゴヒゲトカゲのるかちゃ […]
2018.01.27
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猫の直腸脱(その2 下行結腸固定術)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、ご紹介しました猫の直腸脱(その1 注射筒を用いた整復術)の続編です。 その詳細について興味のある方は、こちらをクリックして下さい。 仔猫のティーちゃん(雑種 約80日齢 雌)は下痢が昂 […]
2018.01.25
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猫の直腸脱(その1 注射筒を用いた整復法)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、仔猫の直腸脱です。 直腸脱は慢性的なしぶりや頻回の排便排尿行動による怒責の結果として発症します。 しぶりの原因として幼若動物の消化管内寄生虫感染、重度の下痢、膀胱炎など […]
2018.01.18
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フクロモモンガの大腿骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 新年一番の疾病紹介はフクロモモンガの大腿骨骨折です。 フクロモモンガは立体的な行動をとります。 ケージも高さのあるものを利用されるご家庭が多いと思います。 高い所から飛び降りたりする際に爪を […]
2018.01.06
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2018年 新年の院長挨拶
新年明けましておめでとうございます。 院長の伊藤です。 旧年中は、飼主の皆様方はじめ各方面の方々に大変お世話になり、ありがとうございました。 年末まで、当院で治療中の健康状態の良くないペット達も何件かみえました。 彼らの […]
2018.01.01
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ハリネズミの異所性エナメル上皮腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミのエナメル上皮腫という腫瘍です。 エナメル上皮腫と言うのは、歯に関わる歯原性腫瘍です。 本来、歯に発生すべきエナメル上皮腫が別の場所に発生した(異所性)症例で […]
2017.12.22
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犬の血管肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 脾臓に関わる疾病について、これまでに数件報告させて頂きました。 脾臓の結節性過形成、血腫、組織球性肉腫については下線をクリックして頂けると過去の記事が見れます。 興味のある方はご覧下さい。 […]
2017.12.11
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ボールパイソンの原虫症
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはヘビの下痢の原因と思われる原虫感染です。 一般に爬虫類はヘビに限らずトカゲであれ、カメであれ、何らかの寄生虫を腸管内に持っています。 哺乳類、特に犬猫では問題となる内部寄 […]
2017.12.04
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クサガメの代謝性骨疾患
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは水棲カメの中でもポピュラーな存在であるクサガメです。 以前は在来種であるイシガメの幼体をゼニガメと呼んでいましたが、現在はこのクサガメの幼体をイシガメと呼称しています。 […]
2017.11.30
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キバタンの脛骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはオウムの仲間のキバタンという愛玩鳥です。 キバタンの中でも目の周りのアイリング(眼の周囲の毛のない部位)が青いキバタンをアオメキバタンと呼びます。 キバタンはオーストラリ […]
2017.11.11
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犬の脾血腫
こんにちは 院長の伊藤です。 犬において脾臓が腫大することは少なくありません。 脾臓が腫大すると血管肉腫に代表される悪性の腫瘍をイメージしがちです。 しかし、脾臓腫大でも良性腫瘍であったり、非腫瘍性のものである場合もあり […]
2017.11.02
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犬のマムシ咬傷(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは犬のマムシ咬傷です。 本来ならば、この記事の掲載を8月中に予定してたのですが、日常業務が多忙に付き現在に至りました。 話の内容としては、若干季節外れの感は否めませんがご了 […]
2017.10.26
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犬の齲歯(粘膜フラップ形成による閉鎖法)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の齲歯(虫歯)です。 犬は高齢になるにつれ、歯科疾患の罹患率は上昇します。 犬の歯の疾病では歯周病が圧倒的に多いです。 歯周病においては、歯垢から歯石になり、歯根部か […]
2017.10.16
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ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全についてです。 ヒョウモントカゲモドキはヤモリと同じ爬虫類の仲間です。 インドやパキスタン、アフガニスタンに分布しており、体表は小さい黒 […]
2017.09.28
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犬の線維性付属器過誤腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは犬の線維性付属器過誤腫という皮膚に出来た腫瘤です。 この腫瘤は腫瘍ではありません。 いわゆるしこりとも表現されるものです。 この病名は漢字がやたら並んで怪しげな雰囲気を醸 […]
2017.09.21