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セキセイインコの尾脂腺炎
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはセキセイインコの尾脂腺が炎症を起こした症例です。 鳥類には尾脂腺という分泌腺があります。 尾脂腺からの分泌液で羽に撥水性を与えているとの説がありますが、実のところ尾脂腺 […]
2016.05.26
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エボシカメレオンの直腸脱と卵塞
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、久しぶりのカメレオンです。 カメレオンも性的に発情し、交尾、産卵、孵化というプロセスをたどって繁殖をします。 性的成熟と交尾のタイミングも難しいのですが、産卵については […]
2016.05.15
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犬の脾臓全摘手術(組織球性肉腫)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の脾臓を全摘出した症例です。 何らかの原因で脾臓が著しく腫大した場合、腹腔内の脾臓破裂を防ぐために全摘出を選択する場合があります。 その詳細については、過去の記事でチ […]
2016.05.04
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ウサギの子宮水腫(その2・著しき高度水腫)
こんにちは 院長の伊藤です。 この時期は動物病院は繁忙期になります。 狂犬病ワクチン接種やフィラリア予防等などで飼主の皆様には、長時間御待ち頂きご迷惑をおかけしてます。 私自身も連日の手術でブログを更新することが出来ずに […]
2016.04.21
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べティと花見(その後の彼女の容態)
こんにちは 院長の伊藤です。 中部圏は本日の雨で桜が散って残念です。 今回は久しぶりに疾病の話ではなく、花見の話題を載せます。 当院の近所に於大公園という、桜が綺麗で花見の時期には賑わう公園があります。 先週、この於大公 […]
2016.04.07
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ハリネズミの直腸脱(後編)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、ハリネズミの直腸脱(前編)を載せました。 直ぐに後編を載せる予定でしたが、日常業務に追われ遅れて申し訳ありませんでした。 前編の詳細についてはこちらをクリックして下さい。 さて、ハリネ […]
2016.03.24
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ハリネズミの直腸脱(前篇)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミの直腸脱です。 エキゾチックアニマルは、鳥類も爬虫類も直腸脱が多いと感じています。 以前、フェレットの直腸脱についてコメントさせて頂きました。 直腸脱がなぜ生 […]
2016.03.14
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インドホシガメの痛風結節
こんにちは 院長の伊藤です。 ヒトは中高年になりますと、日常的な食生活(アルコール、甘いものの多量摂取等)も相まって痛風という疾患になる場合があります。 ヒトでは、高尿酸血症により関節に尿酸の結晶が溜まって疼痛を生じます […]
2016.03.09
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犬の尿石症(シュウ酸カルシウム尿石)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は、犬の尿石症についてコメントさせて頂きます。 以前、リン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)尿石について、症例報告しましたのでご興味のある方はこちらを参照下さい。 さて、犬の尿路 […]
2016.02.24
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ウサギの膣過形成
こんにちは。 院長の伊藤です。 この3週間ほど休みなく診療に明け暮れていました。 休診日も関係なくほぼ毎日、メスを持って手術をしていました。 そのため、ホームページにかける時間が取れずに読者の皆様、ご迷惑をおかけいたしま […]
2016.02.09
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チワワのレッグペルテス病
こんにちは 院長の伊藤です。 本日はチワワのレッグペルテス病についてコメントさせて頂きます。 以前、トイプードルのレッグペルテスについて載せました。 その詳細はこちらをご覧ください。 レッグペルテスは成長期の小型犬に見ら […]
2016.01.20
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ウサギの子宮腺癌(その6)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの子宮疾患で死亡率が高いのは、子宮腺癌です。 子宮に腫瘍が出来ますと腺癌に侵された子宮内膜から出血が始まります。 多くのウサギは血尿から、飼主様が異常に気づくことが多いです。 ここで動 […]
2016.01.14
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新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。 年を越して新年を迎える度ごとに、思い起こす動物たちがいます。 飼い主様と共に病気と闘い、結果として亡くなられ、お別れしなくてはならなかった動物たち。 犬であれば、生後2カ月くらいのちびっ […]
2016.01.02
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イングリッシュコッカースパニエルとルアー
こんにちは 院長の伊藤です。 いよいよ、当院も今年の診療は昨日で終了となりました。 一年を振り返ると、私はほぼ毎日手術をしていました。 手術で治って元気になられた子もいれば、力及ばず亡くなられた子もいます。 全ての動物た […]
2015.12.30
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デレマカメレオンの口腔内膿瘍(マウスロット)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのは、ブログ登場は久しぶりのカメレオンです。 カメレオンはコオロギ等の生餌を捕食します。 当然生餌ですから、口の中に取り込んだ瞬間に即死するわけはなく、口腔内で暴れたりすると口 […]
2015.12.22
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ウサギの前縦隔疾患(胸腺腫の疑い)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギは色々な疾病にかかりますが、比較的胸部疾患は少ないとされます。 ウサギは草食獣であるため、全体腔内で消化器が占める割合が非常に大きく、胸郭はわずかなスペースしか取れていません。 そのた […]
2015.12.19
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フェレットの直腸脱(後編 ぺんね君救済計画)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、フェレットの直腸脱(前編 ぺんね君の受難)をブログに載せました。 今回はその続きで、ぺんね君の直腸脱を手術で治す内容となります。 フェレットのぺんね君(去勢済、2歳8か月)は直腸脱にな […]
2015.12.07
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フェレットの直腸脱(前篇 ぺんね君の受難)
こんにちは 院長の伊藤です。 お腹に力を込めて踏ん張ったりするとお尻から直腸が飛び出してしまうことを直腸脱と言います。 直腸脱の状態はイメージするだけでも痛そうです。 臨床の現場では、特にエキゾチックアニマルにおいては哺 […]
2015.12.03
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ジャクソンカメレオンの指間膿瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は久しぶりにカメレオンの話題をさせて頂きます。 カメレオンは樹上生活を送ります。 野生の個体は自身にとって、つかまりやすい枝ぶりの樹に生息し、適応していきます。 しかしながら、ペットとし […]
2015.11.18
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カエルの角膜脂質症
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は久しぶりにカエルの疾病についてコメントさせて頂きます。 両生類であるカエルは、眼病に罹患する機会が多いと言えます。 水辺に生息する点から、細菌・ウィルス・真菌の感染を受ける機会が多いこ […]
2015.11.11