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ウェルシュコーギーの血管周皮腫(レーザーによる蒸散処置)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのは顔面に発生した腫瘍をレーザーで処置したケースです。 体表部にできる腫瘍は、その発生部位により、外科的に切除出来る場合とできない場合に明暗が分かれます。 特に顔面にできる […]
2015.06.30
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犬の肛門腫瘍とレーザーメス
こんにちは 院長の伊藤です。 5月から7月にかけ、ほぼ毎日手術の予約が入ってしまい、体力的に乗り切れるか少し不安です。 特にウサギの避妊手術の依頼が多く、5月だけで8件ありました。 手術の効率化・細分化を目指すうえで当院 […]
2015.06.18
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ハリネズミの血尿(子宮内膜過形成・子宮内膜炎による)
こんにちは 院長の伊藤です。 ハリネズミがペットとして定着した感があるこの数年、雌のハリネズミの血尿の来院数が増えています。 これはウサギにも言えることですが、性的に成熟を迎えた4歳以降に産科系疾患(特に子宮疾患)が増加 […]
2015.06.01
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ウサギの卵巣嚢腫と子宮腺癌
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は、ウサギの卵巣嚢腫及び子宮腺癌の合併症のケースをご紹介させて頂きます。 ミニウサギのミニーちゃん(雌、4歳)は以前から乳腺炎と血尿があり、当院でもその都度治療を行ってきました。 血尿に […]
2015.05.25
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アルマジロトカゲの代謝性骨疾患(MBD)
こんにちは 院長の伊藤です。 最近、トカゲ類の来院が多いのですが、本日ご紹介させて頂くのはアルマジロトカゲです。 アルマジロトカゲは、南アフリカ共和国に住むトカゲです。 最大全長20cm級となり、昼行性で岩場に棲息します […]
2015.05.17
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犬の異物誤飲(その14 パフ)
こんにちは 院長の伊藤です。 4月からの繁忙期にかまけて、ブログの更新が1か月近くできずにいました。 院長は再度入院したのかと心配される飼主様もおみえで、ご心配おかけしました。 私もスタッフも元気で、臨床の現場で日々精進 […]
2015.05.12
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ウーパールーパーの皮膚腫瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 四月に入り、当院ではフィラリアの予防やら狂犬病ワクチン接種など、ワンちゃんにとってのイベントでバタバタしております。 来院の患者様にあっては、長い時間お待たせしなくてはならない場合もございま […]
2015.04.09
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烏骨鶏の爪切り(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 最近は、採卵鶏に代表される白色食レグホーンをペットとして、飼育されるケースが多いようです。 その一方で肉用鶏(ブロイラー)として改良された白色プリマスロックや白色コーニッシュをペットとして飼 […]
2015.03.28
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フェレットの副腎疾患(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日は暫くぶりにフェレットの話題です。 フェレットは5歳以降のシニア世代になりますと内分泌系腫瘍疾患が多発します。 インンシュリノーマ、リンパ腫そして副腎疾患です。 以前、副腎疾患の概略につ […]
2015.03.20
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ウサギの精巣腫瘍(その3)超高齢ウサギの全身麻酔
こんにちは 院長の伊藤です。 雄のウサギは5歳以降になりますと精巣の腫瘍が多く認められます。 以前にもウサギの精巣腫瘍についてコメントさせて頂きました。 その詳細はこちらとこちらをクリックして下さい! 高齢になるほどに、 […]
2015.03.14
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モルモットの子宮平滑筋腫
こんにちは 院長の伊藤です。 これまでも、特にウサギの血尿は子宮疾患の可能性が高いということを述べて参りました。 ウサギ以外にもチンチラ、モルモットも同様のことが言えます。 本日は、モルモットの血尿に端を発し、試験的開腹 […]
2015.03.09
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オカメインコの脛骨骨折の髄内ピンニング固定術
こんにちは 院長の伊藤です。 小型愛玩鳥は、鳥かごに居る時よりも室内で放鳥した時に色んなアクシデントに見舞われることがあります。 アクシデントの一つに骨折があります。 鳥にとって足が折れることは、命に関わる緊急事態です。 […]
2015.03.01
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猫の会陰部尿道瘻形成術
こんにちは 院長の伊藤です! 猫は排尿障害を起こすことが多い動物です。 以前にもご紹介した尿石症などはその代表です。 興味のある方はこちらを参照下さい。 完全に排尿できなくなると猫は48時間以内に尿毒症に陥ります。 その […]
2015.02.25
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ウーパールーパーの直腸脱
こんにちは 院長の伊藤です。 ウーパールーパーで、お尻から何か袋のようなものが飛び出しているという質問を受けることがあります。 これは、直腸脱といわれる症状でそのままにしておくと死に至る場合もあります。 鳥類や爬虫類、両 […]
2015.02.14
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モルモットの毛包上皮腫
こんにちは 院長の伊藤です。 モルモットには、皮膚等の上皮系腫瘍が多発します。 今回は、モルモットの毛包上皮腫についてコメントさせて頂きます。 アビシニアン・モルモットのベッカム君(雄、5歳)は頭頂部に腫瘤が出来たとのこ […]
2015.02.10
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猫のミミヒゼンダニ感染症
こんにちは 院長の伊藤です。 猫を飼育されている飼主様で、耳の中をどれだけまめに耳掃除しても直ぐに汚くなると嘆かれている方も多いです。 そういう猫達の何割かは。ミミヒゼンダニの感染を受けている場合があります。 本日は、猫 […]
2015.02.06
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ウサギの浸潤性乳腺癌
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギは子宮腺癌が多いということは、以前からお伝えしているところです。 それ以外にも乳腺に腫瘍が生じるケースもあります。 今回は、高齢であっても乳腺腫瘍、特に悪性度の高い浸潤性の乳腺癌の手術 […]
2015.02.02
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テグートカゲの直腸脱
こんにちは 院長の伊藤です。 皆さん、トカゲの仲間であるテグーについてご存知でしょうか? 正確にはテグートカゲ科Tupinambis属の総称です。 南米に棲息し、一般には草食ですが、生卵などの動物性蛋白質も好むとされてま […]
2015.01.31
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モルモットのリンパ腫
こんにちは 院長の伊藤です。 モルモットは、頚部に腫脹が認められることが比較的多い齧歯類です。 頚部に腫脹がある場合、患部を穿刺してその内容を確認すると膿瘍(歯根部の炎症による)であったり、化膿性リンパ節炎であったりする […]
2015.01.29
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キンクマハムスターのジアルジア症
こんにちは 院長の伊藤です。 ハムスターは特に小さなお子さんのいる家庭で、飼育されるケースが多いです。 ご両親がお子さんの教育(動物の飼育指導)も兼ねていると思われます。 そんなハムスターですが、ペットショップで販売され […]
2015.01.26