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犬の肥満細胞腫(その3)
院長の伊藤です。 体調を崩して1週間ほど入院し、先日退院することが出来ました。 入院中は患者様に大変ご迷惑をおかけいたしました。 FacebookのHPにも励ましのメールを読者の皆様からたくさんいただき、ありがとうござい […]
2014.05.03
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デグーマウスの低温火傷
最近は暖かい日が続いて過ごしやすくなってきました。 今回、ご紹介しますのはデグーマウスの低温火傷です。 もう2か月前の話になりますが、ご紹介させて頂きます。 デグーマウスのはるまき君(3歳、雄)はペニスが茶色くなったとの […]
2014.04.18
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トイプードルの膝蓋骨内方脱臼整復手術
犬の膝に存在する膝蓋骨が脱臼することを膝蓋骨脱臼と言います。 膝蓋骨は本来、大腿骨の膝側にある滑車溝という溝にはまって上下に滑空して正常な膝関節の運動をしています。 この膝蓋骨が膝の内側に脱臼することを内方脱臼、外側に脱 […]
2014.04.16
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フクロモモンガの自傷行為(その3)
フクロモモンガの自傷行為を以前から報告させて頂いてます。 本日はこの自傷行為、その3と言うことでご紹介します。 フクロモモンガのいいちこちゃん(1歳、雌)は食欲不振と言うことで 当院を受診し、気管支炎の疑いで内服を続けて […]
2014.04.08
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衝突事故(ヒヨドリの受難)
土地柄もあるのか、野鳥を保護して治療を依頼されるケースがよくあります。 本日ご紹介しますのは、ヒヨドリの成鳥です。 よくあるケースですが、ガラスに正面衝突して意識障害で治療することとなりました。 連れてこられた時は、ぐっ […]
2014.04.03
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犬の異物誤飲(その12 手袋)
久々の犬の異物誤飲シリーズです。 今回は手袋です。 保湿クリームを手に塗布後、手にはめる薄手の綿の手袋を誤飲してしまった症例です。 ミニチュア・ピンシャーのシンバ君(1歳7か月、去勢済)は、手袋を飼い主様の目の前で誤飲し […]
2014.04.02
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トイプードルのレッグ・ペルテス病
春を迎えるにあたり、春の健康診断や狂犬病ワクチン予防接種、フィラリア予防など準備に忙殺されてブログ更新が滞り、読者の皆様ご迷惑おかけいたしました。 頑張って記事を載せていきますので宜しくお願い致します。 さて、本日ご紹介 […]
2014.04.01
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猫の尿石症(ストルバイト尿石症)
冬によく発症する猫の疾患に尿石症があります。 今年の冬も「おしっこが出なくてお腹が張ってきて苦しんでいます!」と来院される猫が多かったです。 尿石症とは文字通り、腎臓・尿管・膀胱・尿道に結晶・砂粒・石ができる疾患です。 […]
2014.03.20
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柴犬の精巣腫瘍(セルトリ細胞腫)摘出手術
出生後に本来、陰嚢に降りてくるはずの精巣が、そのまま腹腔や皮下組織に残ってしまう状態を停留睾丸(陰睾)と称します。 実際、この停留睾丸をそのままにしておくとシニア世代になってから、腫瘍化すると定説になっています。 通常の […]
2014.03.15
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猫の変形性関節症
ペットの高齢化が話題になってから久しいですね。 ヒトでも高齢化に伴い、関節症対策としてのグルコサミンやコンドロイチン硫酸のサプリメントがCMで流れたりします。 犬猫の世界でも関節症になるケースは年々増えています。 本日は […]
2014.03.09
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フレミッシュ・ジャイアントのツメダニ症(ソアホック合併症)
本日は、ウサギの外部寄生虫症の中でもツメダニの感染をご紹介します。 ツメダニ感染症については以前、詳細をコメントしましたのでこちらを参照ください。 今回は、ツメダニ単独の寄生によって、結果的に足裏への負担が重なり、ソアホ […]
2014.03.07
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モルモットの乳腺腫瘍
モルモットの乳腺腫瘍についてご紹介させて頂きます。 乳腺腫瘍というと雌の疾患とイメージしがちです。 ところが、雄でも乳腺腫瘍になってしまう事があります。 特に経験上、モルモットにその傾向があります。 モルモットの椿君(3 […]
2014.03.04
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猫の子宮蓄膿症(その2)
本日、猫の子宮蓄膿症の第2弾をご紹介させて頂きます。 犬の子宮蓄膿症と比較して、猫の子宮蓄膿症はそれほど多くは遭遇しないと思います。 猫の飼主様からすれば、子宮蓄膿症になるとどんな症状が現れるのか関心をお持ちと思いますの […]
2014.02.28
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ウサギの皮膚線維腫
ウサギにはいろんな皮膚腫瘍(乳頭腫、基底細胞腫、扁平上皮癌、毛芽腫など)があります。 以前にもウサギの毛芽腫についてコメントさせて頂きました。(興味のある方はこちらをクリックして下さい。) 本日ご紹介しますのは、その皮膚 […]
2014.02.27
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ポメラニアンの低温火傷(ヒーターには注意!)
寒い日が続きますが、ペットに暖を取るために専用暖房機器を利用される方も多いのではないのでしょうか? 本日ご紹介しますポメラニアンのタント君(45日齢、雄)はペニスの付根がクリーム色に腫れているとのことで来院されました。 […]
2014.02.20
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チンチラの食滞
チンチラはモルモットと同じく完全草食動物です。 その寿命は10~15年とも言われ、エキゾチックアニマルの中では際立って長寿な齧歯類です。 そんなチンチラですが、バランスを欠いた食餌内容の不備から消化器疾患が多発する傾向が […]
2014.02.18
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フトアゴヒゲトカゲのダニ感染症
爬虫類にはダニの感染はつきものです。 犬猫のように哺乳類のダニ感染と見た目が若干異なり、自然の摂理の奥深さには驚かされることがあります。 今回、ご紹介しますのはフトアゴヒゲトカゲのダニ感染症です。 はるばる長野県からお越 […]
2014.02.15
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モルモットの尿石症
先日、フェレットの尿石症についてコメントさせて頂きました。 今回はモルモットの尿石症についてご紹介します。 モルモットはウサギと同様、尿中へのカルシウムの排泄量が多くて尿は白濁しています。 モルモットの尿路結石は3歳以上 […]
2014.02.13
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フェレットのストラバイト尿石症
犬猫同様にフェレットも尿石症に罹患します。 特に多いのが、リン酸アンモンマグネシウムから成るストラバイト尿石です。 顕微鏡で確認できる程度の小さな結晶ですが、結晶が合体して砂粒状になり尿道に降りてくる場合があります。 そ […]
2014.02.11
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ベルツノガエルの開口不全(代謝性骨疾患)
これまでエキゾチックアニマル、特に爬虫類の代謝性骨疾患(Metabolic Bone Disease)について何件もコメントさせて頂きました。 その詳細は当院HPの検索窓から代謝性骨疾患とキーワードを入力して検索してみて […]
2014.02.10