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ジャンガリアンハムスター(幼体)の断脚
こんにちは、院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ジャンガリアンハムスターのまだ生後1週足らずで、後肢が血行障害を起こし断脚せねばならなくなった症例です。 ジャンガリアン君(生後8日齢、雄)は、左後肢が腫れあがっている […]
2014.06.12
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ビルマオオアタマガメの頭部鱗・研磨処置
院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはビルマオオアタマガメというオオアタマガメ属のカメです。 ビルマオオアタマガメはカンボジア・タイ・ベトナム・ミャンマー・ラオスに棲息します。 特徴は背中の甲羅が扁平で幅広い点と大きな頭 […]
2014.06.07
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犬の乾性角結膜炎(KCS)
こんにちは。 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の乾性角結膜炎(KCS、ドライ・アイ)です。 乾性角結膜炎とは、涙液の量的・質的の異常で角結膜の上皮が障害された状態を指していいます。 量的異常は、涙腺における涙液 […]
2014.06.03
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文鳥のペローシス
院長の伊藤です。 本日は、セキセイインコや文鳥の雛鳥・若鶏で発症することの多いペローシス(腱はずれ)についてご紹介させて頂きます。 文鳥のももこちゃん(生後約7~8週齢、雌)は両肢が開脚して姿勢が維持できず、歩行も上手く […]
2014.06.01
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ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全
こんにちは、院長の伊藤です。 脱皮は爬虫類にとって非常に重要なシステムです。 表皮が更新される時に、陳旧化した表皮がまるごと脱落して行きます。 ヘビの場合は脱皮する時は、衣服を脱ぐように全身の表皮を一気に脱ぎ去ります。 […]
2014.05.26
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犬の糞線虫感染症
院長の伊藤です。 犬は各種の寄生虫感染を幼犬期から受けます。 今回ご紹介しますのは、幼犬の糞線虫感染例です。 トイプードル君(2か月齢、雄、名称未定)は下痢が続くとのことで来院されました。 粘稠性のある軟便が数日間続いて […]
2014.05.24
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デグーマウスのアカラス感染症
院長の伊藤です。 久々のブログ更新になります。 本日、ご紹介しますのはデグーマウスのアカラス(ニキビダニ)感染症です。 アカラスについては、犬の感染例を以前コメントさせて頂きました。 アカラスは犬のみならず、ハムスター等 […]
2014.05.16
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復帰のお知らせ!
院長の伊藤です。 4月後半から体調を崩して1週間入院することとなり、退院と同時に翌日から現場復帰して頑張ってまいりました。 頑張りすぎたのか、再度体調を崩して昨日検査入院となりました。 それでも、神様は私にもっと動物の命 […]
2014.05.15
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犬の肥満細胞腫(その3)
院長の伊藤です。 体調を崩して1週間ほど入院し、先日退院することが出来ました。 入院中は患者様に大変ご迷惑をおかけいたしました。 FacebookのHPにも励ましのメールを読者の皆様からたくさんいただき、ありがとうござい […]
2014.05.03
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デグーマウスの低温火傷
最近は暖かい日が続いて過ごしやすくなってきました。 今回、ご紹介しますのはデグーマウスの低温火傷です。 もう2か月前の話になりますが、ご紹介させて頂きます。 デグーマウスのはるまき君(3歳、雄)はペニスが茶色くなったとの […]
2014.04.18
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トイプードルの膝蓋骨内方脱臼整復手術
犬の膝に存在する膝蓋骨が脱臼することを膝蓋骨脱臼と言います。 膝蓋骨は本来、大腿骨の膝側にある滑車溝という溝にはまって上下に滑空して正常な膝関節の運動をしています。 この膝蓋骨が膝の内側に脱臼することを内方脱臼、外側に脱 […]
2014.04.16
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フクロモモンガの自傷行為(その3)
フクロモモンガの自傷行為を以前から報告させて頂いてます。 本日はこの自傷行為、その3と言うことでご紹介します。 フクロモモンガのいいちこちゃん(1歳、雌)は食欲不振と言うことで 当院を受診し、気管支炎の疑いで内服を続けて […]
2014.04.08
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衝突事故(ヒヨドリの受難)
土地柄もあるのか、野鳥を保護して治療を依頼されるケースがよくあります。 本日ご紹介しますのは、ヒヨドリの成鳥です。 よくあるケースですが、ガラスに正面衝突して意識障害で治療することとなりました。 連れてこられた時は、ぐっ […]
2014.04.03
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犬の異物誤飲(その12 手袋)
久々の犬の異物誤飲シリーズです。 今回は手袋です。 保湿クリームを手に塗布後、手にはめる薄手の綿の手袋を誤飲してしまった症例です。 ミニチュア・ピンシャーのシンバ君(1歳7か月、去勢済)は、手袋を飼い主様の目の前で誤飲し […]
2014.04.02
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トイプードルのレッグ・ペルテス病
春を迎えるにあたり、春の健康診断や狂犬病ワクチン予防接種、フィラリア予防など準備に忙殺されてブログ更新が滞り、読者の皆様ご迷惑おかけいたしました。 頑張って記事を載せていきますので宜しくお願い致します。 さて、本日ご紹介 […]
2014.04.01
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猫の尿石症(ストルバイト尿石症)
冬によく発症する猫の疾患に尿石症があります。 今年の冬も「おしっこが出なくてお腹が張ってきて苦しんでいます!」と来院される猫が多かったです。 尿石症とは文字通り、腎臓・尿管・膀胱・尿道に結晶・砂粒・石ができる疾患です。 […]
2014.03.20
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柴犬の精巣腫瘍(セルトリ細胞腫)摘出手術
出生後に本来、陰嚢に降りてくるはずの精巣が、そのまま腹腔や皮下組織に残ってしまう状態を停留睾丸(陰睾)と称します。 実際、この停留睾丸をそのままにしておくとシニア世代になってから、腫瘍化すると定説になっています。 通常の […]
2014.03.15
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猫の変形性関節症
ペットの高齢化が話題になってから久しいですね。 ヒトでも高齢化に伴い、関節症対策としてのグルコサミンやコンドロイチン硫酸のサプリメントがCMで流れたりします。 犬猫の世界でも関節症になるケースは年々増えています。 本日は […]
2014.03.09
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フレミッシュ・ジャイアントのツメダニ症(ソアホック合併症)
本日は、ウサギの外部寄生虫症の中でもツメダニの感染をご紹介します。 ツメダニ感染症については以前、詳細をコメントしましたのでこちらを参照ください。 今回は、ツメダニ単独の寄生によって、結果的に足裏への負担が重なり、ソアホ […]
2014.03.07
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モルモットの乳腺腫瘍
モルモットの乳腺腫瘍についてご紹介させて頂きます。 乳腺腫瘍というと雌の疾患とイメージしがちです。 ところが、雄でも乳腺腫瘍になってしまう事があります。 特に経験上、モルモットにその傾向があります。 モルモットの椿君(3 […]
2014.03.04