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ゴールデンハムスターの角膜損傷
ハムスターは眼球を傷つけて瞼が開かなくなるケースが非常に多いです。 本日ご紹介しますのは、ゴールデンハムスターのくろちゃん(3か月齢、雄)です。 くろちゃんは、左瞼が開かないとのことで来院されました。 目ヤニで瞼がふさが […]
2013.09.06
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ゴールデンハムスターの悪性リンパ腫
本日、ご紹介しますのはゴールデンハムスターの悪性リンパ腫です。 ゴールデン系のハムスターはこの悪性リンパ腫が比較的多いです。 特に腫瘍の大きさは短期間に大きいくなることが多く、1~2週間で米粒大から場合によってはキンカン […]
2013.09.04
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インドシナ・ウォータードラゴンのマウスロット・拒食症
インドシナ・ウォータードラゴンという名のトカゲがいます。 タイ、ベトナム、中国南部に分布するトカゲです。 成体の全長は60~90cmに及びます。 平地の水辺の森に棲息しており、半樹上生活を送ります。 最近はペットとして飼 […]
2013.09.03
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ウサギのノミ感染症
私の経験上、ウサギの外部寄生虫感染症で一番多いのはツメダニ等の疥癬です。 しかし、先日珍しくノミ感染症のウサギが来院されました。 本日はウサギのノミ感染症をご紹介します。 イングリッシュ・アンゴラの もな 君(6歳、雄) […]
2013.09.03
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犬の熱中症
以前、熱中症について 熱中症に備えて という記事を載せました。 今年は30度を超す日が延々と続き、メディアも連日熱中症について取り上げていたため、飼い主様もご注意いただいているようで、犬の熱中症の症例はありませんでした。 […]
2013.09.02
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この子は誰?(part8)
この子は誰?シリーズも第8弾となります。 先日、生後まだ10日ほどの赤ちゃんが健診に来ました。 さて、どんな動物の赤ちゃんか、お分かりになりますか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー […]
2013.08.29
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ハムスターの皮下膿瘍・肉芽腫
キンクマハムスターのくろちゃんは、右脇腹に腫瘤が出来て大きくなってきているとのことで来院されました。 ハムスターの皮下腫瘍は非常に多いのですが、今回のくろちゃんの腫瘤は内部がチーズ様を呈しています。 おそらくこのチーズ様 […]
2013.08.28
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しおんちゃんとマイクロチップ
マイクロチップについては、世間的にも知られていると思いますが、ペットの身分証明ですね。 マイクロチップは直径が2mm、長さが12㎜前後の電子標識器具です。 その内部はIC,電極コイル、コンデンサから構成されています。 外 […]
2013.08.18
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烏骨鶏の爪切り
烏骨鶏(うこっけい)という鳥をご存知ですか? 皮膚・内臓・骨に至るまで黒色を呈する鶏の一品種です。 羽毛は白色と黒色の二種類あります。 この羽毛ですが、成鳥でもヒヨコ同様の綿毛を呈しています。 鶏の中でも他の品種と一線を […]
2013.08.17
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ウーパールーパーの外鰓が溶ける!
昨日に続いてウーパールーパーの話をします。 本日、ご紹介するウーパー君は外鰓(えら)がだんだん小さくなって来たとのことで来院されました。 下写真の黄色丸が示す外鰓が小さくなっているのがお分かりでしょうか? 、 同じ水槽内 […]
2013.08.15
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ウーパールーパーのメチレンブルー中毒
今年の暑さは酷いですね。 メディアは、熱中症について毎日しつこく報道していますので、幸いなことに当院では熱中症の患者は少ないです。 犬猫のみならず、飼育環境の温度・湿度管理で爬虫類や両生類の飼主様方も苦労されています。 […]
2013.08.12
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ウサギのスナッフル
ウサギの鼻炎・副鼻腔炎、気管支炎、肺炎などの原因による鼻汁の排出をスナッフル(snuffles)と呼びます。 加えて、切歯や前臼歯の根尖炎症に伴う鼻腔の閉塞で生じるくしゃみの症状も称してスナッフルと言います。 このスナッ […]
2013.08.11
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ウサギの頚部咬傷(肉垂損傷)
ウサギの雌はどんなに遅くとも、2,3歳以降になりますと頚部下方に大きな肉のヒダが形成されます。 これを肉垂(にくすい)と称します。 この肉垂は個体差があり、肥満傾向のあるウサギは大きな肉垂をしていることが多いです。 よく […]
2013.08.10
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ベルツノガエルの皮膚外傷
本日ご紹介しますのはベルツノガエルの皮膚外傷です。 基本的にカエルの皮膚はデリケートで簡単に傷を負ってしまいます。 一方、皮膚の再生力は強く比較的短期間で皮膚損傷は治癒します。 ベルツノガエルのガンモちゃん(1.5歳・雌 […]
2013.08.03
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ウズラの皮下気腫
ウズラのズラちゃんは、胸部の腫れが気になって来院されました。 写真では分かりずらいかもしれませんが、下写真の黄色丸の部分が全体的に腫れています。 そして黄色丸内をよく見ると、皮下出血が部分的に認められました。 胸部の皮下 […]
2013.08.02
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アカミミガメの中耳炎
カメは皮膚の細菌感染があると皮下に膿瘍を生じることが多いです。 今回、ご紹介しますのは京都からはるばる来院されましたアカミミガメのカメさんです。 カメさんは左眼のすぐ横あたりの皮膚がはれて白くなったとのことで受診されまし […]
2013.07.28
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犬の輪ゴムによる縛創
現場の忙しさにかまけてブログの更新を怠けており、失礼いたしました。 本日、ご紹介しますのは輪ゴムによる縛創についてです。 縛創とは、字のごとく紐やゴム等で、縛られることによって生じる創傷を指します。 柴犬のマロンちゃんは […]
2013.07.28
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グリーンイグアナの異物誤飲
グリーンイグアナは成体になりますと全長180㎝を超える大型種のトカゲです。 非常に成長速度が速いため、それに対応した十分な広さの飼育設備がないと飼育は厳しいです。 低温と乾燥に弱いため、暖房や加湿器の準備が必要となります […]
2013.07.18
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猫の全臼歯抜歯処置
以前、猫の難治性口内炎というテーマをコメントさせて頂きました。 猫の歯肉口内炎は、難治性口内炎や慢性潰瘍性歯肉口内炎やリンパ球性形質細胞性歯肉口内炎等など色んな呼び方をされています。 最近では、この歯肉口内炎を口腔後部口 […]
2013.07.15
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仔猫の上部気道感染症
当院の周辺地域は、なぜかこの数週間、仔猫を拾われて健康診断を兼ねて来院する方が増えています。 その仔猫の何割かが、今回ご紹介します上部気道感染症に罹患しています。 上部気道感染症の特徴的な症状は、くしゃみ・鼻の漿液性また […]
2013.07.14