院長ブログ

  • rabitts

    ウサギの頚部咬傷(肉垂損傷)

    ウサギの雌はどんなに遅くとも、2,3歳以降になりますと頚部下方に大きな肉のヒダが形成されます。 これを肉垂(にくすい)と称します。 この肉垂は個体差があり、肥満傾向のあるウサギは大きな肉垂をしていることが多いです。 よく […]

    2013.08.10

  • uparupa

    ベルツノガエルの皮膚外傷

    本日ご紹介しますのはベルツノガエルの皮膚外傷です。 基本的にカエルの皮膚はデリケートで簡単に傷を負ってしまいます。 一方、皮膚の再生力は強く比較的短期間で皮膚損傷は治癒します。 ベルツノガエルのガンモちゃん(1.5歳・雌 […]

    2013.08.03

  • birds

    ウズラの皮下気腫

    ウズラのズラちゃんは、胸部の腫れが気になって来院されました。 写真では分かりずらいかもしれませんが、下写真の黄色丸の部分が全体的に腫れています。 そして黄色丸内をよく見ると、皮下出血が部分的に認められました。 胸部の皮下 […]

    2013.08.02

  • suisoukame

    アカミミガメの中耳炎

    カメは皮膚の細菌感染があると皮下に膿瘍を生じることが多いです。 今回、ご紹介しますのは京都からはるばる来院されましたアカミミガメのカメさんです。 カメさんは左眼のすぐ横あたりの皮膚がはれて白くなったとのことで受診されまし […]

    2013.07.28

  • dogs

    犬の輪ゴムによる縛創

    現場の忙しさにかまけてブログの更新を怠けており、失礼いたしました。 本日、ご紹介しますのは輪ゴムによる縛創についてです。 縛創とは、字のごとく紐やゴム等で、縛られることによって生じる創傷を指します。 柴犬のマロンちゃんは […]

    2013.07.28

  • iguana

    グリーンイグアナの異物誤飲

    グリーンイグアナは成体になりますと全長180㎝を超える大型種のトカゲです。 非常に成長速度が速いため、それに対応した十分な広さの飼育設備がないと飼育は厳しいです。 低温と乾燥に弱いため、暖房や加湿器の準備が必要となります […]

    2013.07.18

  • kouku_cat

    猫の全臼歯抜歯処置

    以前、猫の難治性口内炎というテーマをコメントさせて頂きました。 猫の歯肉口内炎は、難治性口内炎や慢性潰瘍性歯肉口内炎やリンパ球性形質細胞性歯肉口内炎等など色んな呼び方をされています。 最近では、この歯肉口内炎を口腔後部口 […]

    2013.07.15

  • kansen_cat

    仔猫の上部気道感染症

    当院の周辺地域は、なぜかこの数週間、仔猫を拾われて健康診断を兼ねて来院する方が増えています。 その仔猫の何割かが、今回ご紹介します上部気道感染症に罹患しています。 上部気道感染症の特徴的な症状は、くしゃみ・鼻の漿液性また […]

    2013.07.14

  • dogs

    犬の疥癬症(ヒゼンダニ症)

    東海地方も梅雨明け宣言が出されましたね。 この蒸し暑い日々が続く中、外来の患者様の中で最も多いのが皮膚病です。 今回、ご紹介させて頂きますのが犬の疥癬症(ヒゼンダニ症)です。 マルチーズのメロディちゃんは、耳の縁を痒がり […]

    2013.07.09

  • uparupa

    ウーパールーパーのイカリムシ感染症

    皆さんはイカリムシという魚類や両生類に寄生する虫体をご存知でしょうか? 本日、ご紹介させて頂きますのはウーパールーパーのウーちゃんです。 ウーちゃんの鰓(エラ)を初めとして、体表部に白い棘のようなもの(イカリムシ)が現れ […]

    2013.07.08

  • hamster

    ジャンガリアンハムスターの肥満細胞腫(その2)

    ジャンガリアンハムスターの皮下腫瘍で、比較的短期間で腫瘍が増大するタイプに肥満細胞腫があります。 以前もこの肥満細胞腫についてはコメントさせて頂きました。 今回ご紹介するジャンガリアンハムスターのきなこちゃん(♀、1歳8 […]

    2013.06.26

  • blog2

    外れて、また嵌っちゃいました!

    股関節脱臼は、たびたび臨床の現場で遭遇します。 その都度、脱臼の状態に応じて徒手にて整復処置を施したり、外科的に観血的手術を実施したりします。 今年の4月のことです。 トイプードルのブイ君(♂、6歳)は、股関節が外れたみ […]

    2013.06.20

  • birds

    トリヒゼンダニ感染症

    この蒸し暑い季節は、寄生虫にとっては増殖・繁栄の最適期のようです。 本日、ご紹介しますのはトリヒゼンダニ感染症の2例です。 犬猫に留まらず、疥癬(ダニ)達は鳥類にも寄生します。 まずは下写真のセキセイインコ君は、嘴の周り […]

    2013.06.18

  • dogs

    犬の外耳炎

    梅雨に入り、ジメジメした日が続いています。 皆様のペット君達はお変わりありませんか? 最近のブログはエキゾチック系ばかりでどうなの?というお声もあり、犬の疾病のご紹介をさせて頂きます。 当院では、この1~2週間外耳炎の外 […]

    2013.06.12

  • iguana

    ヒョウモントカゲモドキの直腸脱

    ヒョウモントカゲモドキのひぃちゃんはお尻から腸みたいなものが飛び出した!とのことで来院されました。 下写真をご覧いただくと黄色丸で示した部分に脱出した直腸が認められます。 エキゾチックアニマルでは、爬虫類・両生類を問わず […]

    2013.06.09

  • iguana

    ニシキトゲオアガマのクル病(骨代謝障害)

    本日、ご紹介させて頂くのはニシキトゲオアガマです。 エジプト・イスラエル・サウジアラビア原産のアガマです。 トゲオアガマの仲間で、体色が極彩色な点が特徴です。 青や緑を基調として赤、黄、黒などが斑点上に入った体色です。 […]

    2013.06.04

  • blog01

    この子は誰?(part 7)

    先日、めずらしい鳥が健康診断に来院されました。 この子は誰?・・・・・・第7弾です。 さて、お分かりになりましたでしょうか? ヒントは下写真です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ […]

    2013.06.02

  • dogs

    ウェルシュ・コーギーのハエウジ症

    東海圏も梅雨に入りました。 蒸し暑い日々がこれから続きますが、体調を崩す動物たちが多いのもこの時期の特徴です。 本日、ご紹介いたしますのは犬のハエウジ症です。 ウェルシュ・コーギーのアイン君(12歳、去勢済)は胸とお尻周 […]

    2013.06.01

  • ferret01

    フェレットの皮膚型リンパ腫

    フェレットの腫瘍の中で、リンパ腫は比較的多く副腎腫瘍、インシュリノーマと並んで好発する腫瘍です。 このリンパ腫ですが、4つのグループに分類されています。 多中心型リンパ腫、縦隔型リンパ腫、消化器型リンパ腫、節外リンパ腫の […]

    2013.05.29

  • blog2

    この子は誰?(part 6)

    この子は誰?シリーズも第6弾となりました。 今回のこの動物は生まれてまだ2日目という、ほかほかのベビーです! さてこの子は誰でしょうか? 今回は簡単かもしれませんね。 ………&#823 […]

    2013.05.25

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