-
猫の肛門嚢破裂
肛門嚢については、以前犬の疾病の項で犬の肛門嚢摘出手術のテーマでご紹介しました。 肛門嚢の詳細は、そちらを参考にして下さい。 当院でも、定期的に肛門嚢を絞らせて頂いている犬猫は多いです。 肛門嚢が、分泌液で充満すると痒み […]
2013.01.23
-
ジャービルの耳垢腺癌
ジャービルはスナネズミの近縁種(ジャービル=スナネズミという説もあります。)の齧歯類です。 ハムスターやマウス等の小型齧歯類の中でも飼育のしやすさから、最近人気のある品種です。 本日ご紹介しますのは、そのジャービルのミカ […]
2013.01.22
-
フクロモモンガの虚脱(ショック状態)
昨日は、爬虫類の脱水症状のコメントをさせていただきました。 本日は、フクロモモンガの虚脱についてご紹介させて頂きます。 爬虫類の脱水症状と同じく、飼主様でどんな状態になったら、病院で診察を受けるべきであるか悩まれている方 […]
2013.01.21
-
爬虫類の脱水症状について
最近、特に栄養不良・脱水状態の爬虫類を診察することが多いです。 初めて爬虫類を飼育される飼主様に多いのですが、栄養状態や脱水症状の確認がよくわからないと質問を受けます。 本日は、全身の栄養状態が良くなく、脱水を起こしてい […]
2013.01.20
-
マダニ寄生写真集完成!
寒い日が続きます。 季節外れの様に感じられる方もみえると思いますが、マダニのお話です。 この寒い季節でもマダニの吸血活動は止むことを知りません。 以前にも当院HP上で、マダニ予防に対する啓蒙活動は行っております。 それで […]
2013.01.19
-
オカメインコの卵管蓄卵材症
本日ご紹介しますのは、オカメインコの卵管蓄卵材症という舌を咬みそうな症状です。 もとより、鳥は排卵して卵管を卵が下りていく間に卵白や卵殻が形成され、産卵に至るというプロセスがあります。 卵が無事卵管から総排泄腔へとスムー […]
2013.01.16
-
暖房にご注意!!
寒い日が続いていますが、皆様のペット達はいかがお過ごしでしょうか? 最近、当院で受診される患者様で多いのが暖房にまつわる疾病です。 暖房器具、特にファンヒーターやホットカーペット、炬燵で体を温めすぎてなってしまうのが外耳 […]
2013.01.15
-
犬のアカラス(その2)
犬のアカラス(毛包虫)は以前、ご紹介させて頂きました。 なぜアカラスの感染が起きるのか、どんな症状で治療法はどうするか等、詳細はこちらをご覧ください。 ウェルシュ・コーギーの そらちゃんは、左まぶたの上が酷く痒くなり初め […]
2013.01.14
-
ゼニガメのペニス脱
本日ご紹介しますのは、カメのペニス脱です。 以前、当院ホームページにウスタレカメレオンのヘミペニス脱を載せたことがあります。 哺乳類のペニスは排尿用と生殖用の2種類の用途で機能します。 一方、爬虫類のペニスは生殖用のため […]
2013.01.12
-
デグーマウスの低血糖症
低血糖とは、血液中のブドウ糖の値(血糖値)が低下している状態をさします。 この低血糖の状態が続きますと、いろいろな症状が出てきます。 そもそもブドウ糖は生体本能のエネルギー源となりますので、ブドウ糖が少なくなれば正常の細 […]
2013.01.11
-
セキセイインコの卵塞と卵管脱
年末・年始と多忙につき、ブログの更新をさぼってしまい、読者の皆々様ご迷惑をおかけ致しました。 本年の疾病紹介第一弾は、セキセイインコの卵塞(卵づまり)と卵管脱です。 この卵塞と卵管脱は非常に関連が強く、臨床の現場でも遭遇 […]
2013.01.10
-
ヘビの気道感染
年始早々の症例報告です。 今年の干支にちなんで、ボールパイソンの症例です。 呼吸する時に鳴き声が聞こえるとのことで来院されました。 果たして,ヘビは鳴くのか? 声帯を振動させて音を発することを鳴くとするならば、声帯を持た […]
2013.01.01
-
謹賀新年 from もねペットクリニック
皆様、新年明けましておめでとうございます! 何とか無事に新年を迎えることが出来、ホッとしてる院長です。 昨年はクリスマスにちなんで、当院のマスコットアニマル達の写真を載せましたが、今回もほとんど同じ路線でお正月バージョン […]
2013.01.01
-
犬の上顎第4前臼歯の根尖周囲病巣(その2)
以前に当院HP上で 犬の上顎第4前臼歯の根尖周囲病巣や 歯をお大事に!! で奥歯の抜歯についてコメントさせて頂きました。 今回もしつこく臼歯の抜歯についてご紹介したく思います。 当院の患者様もだんだんと高齢となり、歯科疾 […]
2012.12.31
-
ウサギの肘頭骨折
ウサギは骨が脆く、その一方で筋力が強い。 非常に憶病な性格のため、ちょっとした物音にも驚いて暴れることがあります。 その結果、思いもよらない骨折に遭遇することがあります。 今回ご紹介するのは、ホーランドロップのラッフル君 […]
2012.12.30
-
ウサギ・ミミヒゼンダニ感染症
フェレットのミミヒゼンダニについては以前、詳細を報告させて頂きました。 ウサギもフェレット同様、ミミヒゼンダニの感染を受けます。 ウサギ・ミミヒゼンダニ感染の場合は、フェレットより症状は酷いです。 耳の中の掻痒感が強く、 […]
2012.12.30
-
ジャンガリアンハムスターの眼球突出
ハムスターの眼球を受け止めている眼窩は非常に浅いため、ちょっとした衝撃で眼球は眼窩からはずれて突出してしまう事があります。 この症状を眼球突出と言います。 日常診療で遭遇する機会の多い眼疾患のひとつです。 すぐに眼球突出 […]
2012.12.26
-
メリークリスマス!from もねペットクリニック
いよいよクリスマスが来ましたね。 去年もクリスマスは、バタバタしてあっという間に終わってしまいました。 今年は、このクリスマスに向けて当院の看板犬と猫、2匹に頑張ってもらいました。 最近は院長宅で、家猫としてダラダラして […]
2012.12.25
-
ウサギの子宮内膜過形成(子宮内膜炎伴う)
雌のウサギでは、雌性生殖器疾患は日常的によく見られます。 これまでにもウサギの子宮腺癌、ウサギの子宮腺癌(その2)と書き込みましたが、4,5歳以降になると雌性生殖器疾患は多発します。 ほとんどの子宮疾患は、食欲不振を伴わ […]
2012.12.24
-
犬の異物誤飲(その7 鳥の骨)
犬の異物誤飲のご紹介も本日で7症例となります。 柴犬の三四郎君(10歳)は、お散歩中にどうやら鳥の骨らしきものを飲み込んだと来院されました。 しっかり骨をかみ砕いて飲み込んでくれればよいのですが、散歩中ですと飼主様から奪 […]
2012.12.20