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歯をお大事に!!(part2)
ペットの高齢化が指摘されて久しいです。 当院の患者様も、高齢化の傾向は強く、当然のことながら加齢を反映した疾病は増加してます。 その1番候補が歯周病です。 以前も院長ブログに歯をお大事に!!を載せました。 今回は内容的に […]
2013.03.28
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サザナミインコの骨折
愛玩鳥の骨折は、日常的に遭遇することが多いです。 本日、ご紹介するのは骨折の部位が非常に悩ましい症例です。 サザナミインコのラムちゃんは肢を鳥かごのケージに引っ掛けてしまったようで、肢を拳上するとのことで来院されました。 […]
2013.03.28
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犬の膀胱がん
本日、犬の膀胱がんについてコメントします。 シェルティのナイト君(14歳)は血尿が続くとのことで来院されました。 下写真のように毎回排尿時に血尿を伴います。 まずは膀胱内部のチェックのため、エコー検査を実施しました。 膀 […]
2013.03.23
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エボシカメレオンの紫外線照射による眼球障害(その2)
以前、紫外線ランプのセッティングミスで眼球障害をおこしたエボシカメレオンをご紹介をさせていただきました。 今回もまた、紫外線ランプと個体の距離が近すぎて、眼球障害を受けた症例です。 しかも先回と同じ、エボシカメレオンです […]
2013.03.20
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フェレットの皮膚腫瘍 その3(毛芽腫)
以前に フェレットの皮膚腫瘍 その1(基底細胞腫)で基底細胞腫についてコメントさせて頂きました。 私見も踏まえて、この基底細胞腫と本日ご紹介します毛芽腫について話をさせていただきたいと思います。 フェレットの愛ちゃんは、 […]
2013.03.20
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パンサーカメレオンの代謝性骨疾患(その後のアオ君)
先日、カメレオンのアオ君のご紹介をさせていただきました。 アオ君は、代謝性骨疾患の疑いで治療させていただいてますが、その後の経過報告です。 症状は、左下顎部の腫れとそれに伴う咬合不全、左側の結膜炎です。 下写真は1か月前 […]
2013.03.19
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フェレットの皮膚腫瘍 その2(皮膚組織球種)
フェレットの皮膚に生じる腫瘍、その第2弾は皮膚組織球種です。 フェレットの蓮太君(4歳、♂)は、耳の後ろ側に腫瘤が出来たとのことで来院されました。 丁度右側の耳の裏側あたりに血豆のような色調の腫瘤が認められます。 本人は […]
2013.03.15
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プレーリードッグの歯切り
今ではすっかり来院数の減ったプレーリードッグですが、10年ほど前の当院では2,3日に1回の割合で切歯過長の歯切りを実施していました。 なぜプレーリードッグが減ってきたのかというと,検疫の問題で海外からの輸入が禁止になった […]
2013.03.09
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オカメインコの腹壁損傷
インコに比較的多い疾患に腹部ヘルニアがあります。 これは、何らかの原因で腹筋が裂けてしまい、腸腹膜や腸腹腔内容物が皮下に脱出して、袋状のヘルニア嚢ができる疾病です。 その状態は、腹部の中央部が下に向かって突出したように見 […]
2013.03.07
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この子は誰?(part 5)
この子は誰?シリーズも今回で第5弾となりました。 さてこの子は誰でしょう? 大きな鼻とつぶらな瞳のこの子は・・・・・・・・・ 答えは、フレンチブルドッグのちびっ子です。 名前はまだありません。 なぜなら、当院の隣にあるペ […]
2013.03.05
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フェレットの皮膚腫瘍 その1(基底細胞腫)
フェレットの皮膚腫瘍は一般的によく認められます。 加齢とともに皮膚腫瘍の発生率は増えます。 フェレットの皮膚腫瘍は良性であることが多いとされます。 本日ご紹介するのは、フェレットのラスクちゃん(♀、6歳)です。 頚背部に […]
2013.03.04
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フェレットの第2前臼歯根尖周囲病巣
フェレットにも歯石が付着します。 歯石による疾病(歯周病)は犬猫同様生じます。 以前、犬の第4前臼歯根尖周囲病巣についてコメントさせて頂きました。 歯の並び方を表記したものを歯列といいます。 動物種によって、この歯列は異 […]
2013.03.02
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セキセイインコの腹水症
セキセイインコの腹水症について紹介させて頂きます。 腹水とは腹腔内に液体が溜まる現象を指します。 貯留する液体によって、炎症性と漏出性に分かれます。 液体の比重を測定することで判定します。 炎症性の液体は滲出液といい、卵 […]
2013.02.28
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ウーパールーパーの浮遊病(その3)
ウーパールーパーの浮遊病のご紹介です。 今回は第3弾目です。 本日のウーパー君は2匹います。 同居飼育されている個体で、1匹は浮遊病が重度であり、もう1匹は比較的軽度です。 体格の大きなウーパー君は小さなウーパー君に咬み […]
2013.02.23
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パンサーカメレオンの代謝性骨疾患
パンサーカメレオンのアオ君は、はるばる静岡県から来院されました。 左下顎が腫れあがり、食餌もしっかり食べられなくなったとのこと。 静岡の動物病院でマウスロットであろうとことで、抗生剤の投薬と口腔内の消毒を受けていたとのこ […]
2013.02.22
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会陰へルニア(内閉鎖筋を利用した整復)
会陰へルニアについて以前、コメントしました。 ヘルニアの整復にシリコンプレートを使用した例でしたが、今回は生体内組織(筋肉)を利用したケースをご紹介します。 マルチーズのチーズ君(未去勢、8歳)は排便時のいきみが気になり […]
2013.02.21
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ウサギの腰椎骨折
ウサギは骨が脆く骨折をしやすいことは、皆様ご存知と思います。 我々もウサギの診察は診察台の上ですることはなく、椅子に助手を腰かけさせ、仰向けで保定した状態で診察させて頂いてます。 ウサギはちょっとした物音にも反応して、強 […]
2013.02.19
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犬の異物誤飲(その8)吐いていただきます!
異物誤飲については、これまで犬の疾病のコーナーでいくつかの症例を上げてコメントさせて頂きました。 そのほとんどが、誤飲した異物の外科的摘出をテーマとしたものです。 でも実際、当院では外科的摘出は最終手段であり、でき得る限 […]
2013.02.16
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犬の海綿状血管腫
血管腫という腫瘍があります。 これは、血管を構成する組織が増殖することで起こる腫瘍です。 ヒトでは、頭頸部や体幹、四肢によくみられる良性腫瘍ですが、犬でも体表部にできることが多いとされます。 本日、ご紹介する海綿状血管腫 […]
2013.02.15
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ハラガケガメの口腔内異物(ちょっと狂暴!)
この1週間、大きな手術に追われてブログの更新ができずにいました。 頑張って、新作を載せていきますのでよろしくお願いします。 皆様、ハラガケガメなるカメをご存じでしょうか? このカメは、ガテマラやメキシコに分布する爬虫綱カ […]
2013.02.14