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パンサーカメレオンの皮膚疾患
カメレオンはどちらかというと皮膚がデリケートな爬虫類です。 樹上生活を営みますので、木肌や枝や葉で皮膚を擦過させて、傷口から雑菌が侵入して化膿性皮膚炎になり易いです。 今回ご紹介いたしますのは、当院ブログ上、登場回数の多 […]
2012.10.22
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ウーパールーパーの異物誤飲(part3)
ウーパールーパーの異物誤飲の第3弾です。 今回の異物はビー玉を誤飲したウーパー君です。 さすがにウーパ―ルーパーではビー玉サイズになると嚥下は不可能なようです。 飼主様がビー玉を飲み込んだのを確認されての来院です。 黄色 […]
2012.10.22
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猫の胸水
猫が呼吸困難な症状を呈している時、レントゲン撮影を実施しますと胸腔内に液体が貯留していることがあります。 この液体を調べることで、体のどこに問題があって胸腔内に液体が貯留したのかを知ることが出来ます。 今回、呼吸が非常に […]
2012.10.21
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ジャンガリアンハムスターの後躯不全麻痺
ジャンガリアンハムスターは運動好きで、ケージの中でも回し車を初めとして、ケージの天井部分の格子で雲梯遊びをしたりします。 安全に遊んでくれれば何も心配はありませんが、遊具で肢を挟んだり、雲梯遊びから落下して骨折したりする […]
2012.10.17
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レッド・テグーのクル病(上腕骨骨折)
レッド・テグーは南米に生息する全身の赤いトカゲです。 全長で最大120cmに達すると言われています。 今回ご紹介するのは、このレッド・テグーのてぐ君です。 一か月ほど前から前肢が荷重できなくなり、尻尾と後肢で移動するよう […]
2012.10.16
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捕獲大作戦 in 東浦
先日、当院がテナントとして入っているイオンモール構内で捕り物がありました。 今回はその報告をさせていただきます。 当時はたまたま休診日で、病院に居ましたところ、イオンモール事務所の方がみえましてカート置場に何やら小動物が […]
2012.10.13
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職場体験’12 (part2)
今年8月にも職場体験で女子中学生が当院で頑張ってくれました。 本日、職場体験part2と称して二人の男子中学生をご紹介します。 職場体験で男子中学生が当院を訪れたのは久しぶりなので、つい今回ブログに書いてしまいました。 […]
2012.10.12
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フタアゴヒゲトカゲのクル病(代謝性骨疾患)
爬虫類を健康に飼育する上で、一番ご注意いただきたいのは食餌の管理です。 カルシウムの摂取量が少なかったり、カルシウムの吸収に必要不可欠なビタミンD3が足らない場合、体内のカルシウム吸収量が減少します。 血液中のカルシウム […]
2012.10.07
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ハリネズミの口唇部炎症
各種エキゾチックアニマルを当院では診察していますが、ハンドリング(保定)の手強さではハリネズミが一番でしょう。 自分にとって敵と見るや、針を逆立てて丸くなります。 加えて鼻を鳴らして、これ以上自分に近づくなと体をゴムまり […]
2012.10.06
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ウサギの咬傷
ウサギを多頭飼育飼育する際にご注意いただきたいのは、特に雄同士にしてしまうと喧嘩を始めてしまいます。 雄ウサギは縄張り意識が強く、一つのケージで飼育するのは難しいと言えます。 今回、ご紹介するのは喧嘩で咬まれてしまったウ […]
2012.10.06
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猫疥癬症
外に自由に行き来する飼い猫は、野良猫との接触もあるため、いわゆる外部寄生虫の感染する機会も多いと言えます。 外部寄生虫の中でも、疥癬(ダニ)感染症は多く、顔面や耳介部の激しい痒みを伴います。 今回、ご紹介いたしますのは、 […]
2012.10.05
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フクロモモンガの靭帯損傷
昨日、フクロモモンガの健康診断でお伝えいたしましたが、爪の伸びすぎによる受傷が多いです。 今回のフクロモモンガ君は、右の前脚がケージの格子をつかむことが出来なくて来院されました。 よくよく拝見しますと、明らかに爪が伸びて […]
2012.10.02
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フクロモモンガの健康診断
フクロモモンガの人気も定着した感があります。 当院でもフクロモモンガの健康診断の依頼は多いのですが、今回はその中で気になったことをコメントさせて頂きます。 1: フクロモモンガとのスキンシップは重要です。 飼い始めは非 […]
2012.10.01
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エボシカメレオンの紫外線照射による眼球障害
エボシカメレオンは最大全長が65㎝に達するカメレオンです。 高地にある湿度の高い森林に生息しており、ペットとして飼育される場合も高さのあるケージが必要となります。 ここで問題になるのは、紫外線ランプをケージの真上に備え付 […]
2012.09.30
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オカメインコの下顎嘴骨折
愛玩鳥、とりわけインコのの嘴は伸びることも多く、適切な長さにそろえておく必要があります。 嘴が過長症になりますと、てこの原理で嘴の付け根に強い力が加わり嘴を割ってしまったり、欠損することもあります。 今回ご紹介しますのは […]
2012.09.29
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パンサーカメレオンの眼病(その2)
カメレオンの眼病は日常的によく遭遇します。 以前、カメレオンの眼病で目の構造についてコメントさせて頂きました。 カメレオンの眼球は、強靭な円錐状のまぶたに保護されています。 眼病になりますとこのまぶたが眼球を覆いますので […]
2012.09.26
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セネガルカメレオンの皮膚病
セネガルカメレオンはガーナなどアフリカ中央部から西武にかけて分布している、体調20~25㎝の小型で胴長のカメレオンです。 今回、ご紹介するのは皮膚病のセネガルカメレオンです。 一般にカメレオンはドリッパーという給水器で、 […]
2012.09.25
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ウサギの皮膚糸状菌症
犬猫同様にウサギも皮膚糸状菌(カビ)の感染を受けます。 病変部としては、頸背部・顔面・四肢に限局的に脱毛や皮膚の発赤、鱗屑(フケ)が見られます。 今回ご紹介しますのは、両耳介部と両眼間部の脱毛がはじまったモモちゃんです。 […]
2012.09.22
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ウサギの毛球症
ウサギの疾病の中でも致死率が高いのが、この毛球症です。 当院に来院されるウサギの半数が、この毛球症が関係しているといっても良いでしょう。 ウサギは換毛期になりますと進んで毛づくろいをします。 その時に自らの毛を飲み込み、 […]
2012.09.18
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グリーンイグアナの直腸脱(その2)
グリーンイグアナの直腸脱については、以前コメントさせていただきました。 先回の直腸脱は脱出の状態が重度であり、外科手術が必要な症例でした。 今回は、どちらかというと鳥類の総排泄腔脱(直腸脱)の処置に近い軽度な症例です。 […]
2012.09.17