院長ブログ

  • rabitts

    ウサギのコクシジウム症

    コクシジウムはウサギでは好発する寄生虫症です。 コクシジウム(Eimeria属)はウサギの腸管に寄生するタイプは12種類あるそうで、多くが2種類以上のコクシジウムに混合感染しているといわれています。 加えて肝臓に寄生する […]

    2012.06.23

  • hukuromomonga

    フクロモモンガの皮下膿瘍(咬傷)

    これまでのフクロモモンガの疾病の紹介の中でも申し上げてきましたが、フクロモモンガは本当に細菌感染に弱いです。 今回ご紹介するのは、同居してるフクロモモンガに咬まれて皮下に膿瘍が出来てしまった症例です。 このフクロモモンガ […]

    2012.06.23

  • ferret01

    フェレットの異物誤飲

    フェレットは非常にいたずら好きで、色んな消化できない異物(ウレタンスポンジとかゴム製品等)を誤飲したりする場合もあります。 飼主様が気づかれてる場合は良いのですが、嘔吐が止まらないとか食欲消失、苦悶の表情を示すとかし始め […]

    2012.06.22

  • rikugame

    ギリシャリクガメの嘴・爪切り

    リクガメを飼育していく中で、案外飼主様が苦労されるのが嘴・爪切りです。 自然の生態系で生活している場合であれば、硬い大地を歩き回ったり、穴を掘ったりとリクガメは活動的ですが、飼育下ではそうもいきません。 爪が伸びれば歩き […]

    2012.06.19

  • hamster

    デグーマウスの皮膚糸菌症

    梅雨に入り、毎日蒸し蒸した日々が続きますね。 季節的にこの時期は、カビ(真菌)の感染症が多いです。 今回ご紹介するのは、この真菌に感染して広い範囲に脱毛を生じたデグーマウス君です。 黄色い丸の部分に著しい脱毛が認められま […]

    2012.06.19

  • blog2

    pocH君、5年間お疲れ様でした!

    血液検査をする検査機器が当院にもいくつか配置されています。 血液検査の中で、赤血球や白血球、血小板の数を測定する装置を完全血球計算機と呼びます。 当院では、この完全血球計算機はSysmex社のpocHという製品を使用して […]

    2012.06.17

  • uparupa

    カエルの浮腫症候群

    本日、ご紹介しますのはカエルの浮腫症候群です。 浮腫とは組織に水分が貯留してしまう状態を言います。 浮腫症候群とは、皮下や体腔内に水(体液)が貯留してしまう病気の総称です。 俗にカエルの風船病として知られている病気です。 […]

    2012.06.12

  • dogs

    犬の子宮蓄膿症

    以前に、当院のホームページ、避妊去勢の項目でこの子宮蓄膿症を簡単にまとめて記載いたしました。 実際に子宮蓄膿症がどのような疾病であるか、手術時の写真も含めて、ご紹介したいと思います。  シェルティのモカちゃんはこの一種間 […]

    2012.06.10

  • guineapig

    モルモットのハジラミ症

    梅雨入りをまじかに控えて、皮膚病関連の患者様も増えているように思います。 今回、ご紹介しますのはモルモットのハジラミ症です。 シラミというと戦後、進駐軍によってDDTという殺虫剤と生活環境の改善により、存在すら忘れ去られ […]

    2012.06.06

  • rabitts

    ウサギの毛芽腫

    ウサギの体表部に認められる腫瘤(しこり)には、皮下膿瘍や水腫、肉芽腫に代表される非腫瘍性病変と表皮、毛包由来、皮脂腺 由来等の腫瘍性病変に分けられます。 今回、毛包由来の毛芽腫(Trichoblastoma)という腫瘍に […]

    2012.06.03

  • blog2

    カードゲームの東海地区大会とPRイベントのお知らせ

    6月3日(日)にイオンモール東浦内にて カードゲームの東海地区大会のイベントがあります 大会に参加される方が、キッズ共和国の出入り口前に並ぶ予定ですが、 今回は前回のように、当院の前に行列ができることは、ありません。 ( […]

    2012.06.01

  • cyudoku

    犬のマムシ咬傷

    蛇は最近、都心部ではあまり見かけなくなりました。 それでも郊外ではまだまだ出没しますし、蛇の咬傷事例は毎年この時期に経験します。 特に当院の周辺では田畑が多く、あぜ道を夜間の散歩をして蛇に咬まれるケースが定番です。 蛇の […]

    2012.05.28

  • hamster

    デグーマウスの陥頓包茎(かんとんほうけい)

    陥頓包茎(かんとんほうけい)とは、包皮腔から突出した陰茎亀頭部が包皮腔内へ戻れなくなった状態をさしていいます。 包皮口の皮膚やその周辺の被毛陰茎に付着して、巻き込まれた皮膚による圧迫で、陰茎の血液循環が障害を受けます。 […]

    2012.05.25

  • ferret01

    フェレットのミミヒゼンダニ症

    フェレットの0歳児に多く見られるのが、ミミヒゼンダニの感染症です。 耳の中を覗くと耳垢でギッシリというケースも多いです。 よくよく検耳鏡で注意してみていますと耳垢の表面にダニがゾロゾロうごめくのが見られたりします。 今回 […]

    2012.05.24

  • blog2

    ようこそ金環日食!

    本日5月21日、金環日食を見るため皆様は早起きされたのでしょうか? かく言う私も、昨晩あたりまではそれほど気にならなかったのですが、今朝起きてみてこのまま見過ごすのは今生のみならず、来世でも後悔するかも?等と思い立ち、三 […]

    2012.05.21

  • dogs

    犬の精巣腫瘍(性腺芽腫)

    精巣腫瘍は高齢犬で発生が高く、特に停留精巣では陰嚢内精巣の10倍以上発生率が高いそうです。 今回、ご紹介するのは11歳のシェルティのローリー君です。 数か月くらいの間で急に左側の精巣が大きくなり始め来院されました。 1歳 […]

    2012.05.16

  • hukuromomonga

    フクロモモンガの断脚手術

    フクロモモンガの来院率は、当院では比較的高く、その内訳は自咬症、原虫感染症、爪切りが上位3位を占めます。 機会があるたびに私はフクロモモンガは、デリケートで自咬に至る傾向があることを強調してます。 フクロモモンガはペット […]

    2012.05.06

  • kouku_cat

    猫の難治性口内炎

    今回は猫の難治性口内炎をご紹介します。 一般に中高年以降の猫に難治性口内炎は発症します。 その原因については、色々説があり現時点では、不明とされています。 しかし、以下の要因が複合的に絡み合って発症するようです。 1:口 […]

    2012.05.05

  • dogs

    犬の耳血腫

    耳血腫とは耳介部に血液が貯留して腫脹する疾患を指します。 耳介内部で出血が生じる何らかの原因があり、この疾患は起こります。 例えば、外耳炎やミミヒゼンダニの感染があって頭を振ったり、足で耳を搔きむしったりしての物理的外力 […]

    2012.05.01

  • hamster

    デグーマウスの白内障

    デグーマウスは以前から人気がある小型げっ歯類です。 彼らの特徴は非常に聡明で社会的な行動を取る点にあります。 鳴き声をうまく使い分けて仲間とコミュニケーションを取ります。 棒などの道具を使って餌を引き寄せるといった行動も […]

    2012.04.26

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animals

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