院長ブログ

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    チンチラの腸重積(その2)

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはチンチラの腸重積の症例です。 チンチラの場合、下痢や便秘によるしぶり(いきみ)が原因で腸重積や直腸脱が発症します。 腸重積とは、腸管の一部が連続する腸管の肛門側に引き込 […]

    2024.08.03

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    フトアゴヒゲトカゲの眼瞼部肉腫

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フトアゴヒゲトカゲの眼瞼(まぶた)の内側から眼球を覆うように発生した悪性腫瘍の症例です。 フトアゴヒゲトカゲのアト君(4歳、雄、体重450g)は右眼瞼が腫れ始めたとのこ […]

    2024.07.30

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    フェレットの潰瘍性舌炎

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはフェレットの舌炎です。 比較的、フェレットでは遭遇する機会の少ない症例と思われます。 歯周病に伴い、歯肉口内炎へと発展するケースは多いのですが、今回は特にその発症原因が […]

    2024.07.28

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    ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞です。 爬虫類の産卵において難産、もしくは卵詰まりの状態を総称して卵塞と言います。 卵塞には大きく3つの病態に分けられます。 一つは生 […]

    2024.07.27

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    コーギーの炎症性腸疾患(IBD)

    こんにちは 院長の伊藤です。 犬は様々な原因で腸疾患に罹りますが、その中でまだ原因が明確に究明されていない疾患の一つに炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease;IBD)があります。 本日、ご紹介 […]

    2024.07.17

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    犬の肛門嚢アポクリン腺癌

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのは犬の肛門嚢アポクリン腺癌です。 犬には肛門の両脇に悪臭を放つ一対の肛門嚢と言う分泌腺があります。 肛門嚢の壁にはアポクリン腺と皮脂腺が多数存在し、においの強い分泌液が産生さ […]

    2024.07.15

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    犬の肛門周囲腺腫

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の肛門の腫瘍である肛門周囲腺腫です。 犬の皮膚・皮下組織に発生する腫瘍は、全腫瘍の3分の1を占めるとされます。 その中でも肛門周囲腺腫は肥満細胞腫について2番目に発生 […]

    2024.07.14

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    チンチラの食滞

    こんにちは 院長の伊藤です。 チンチラはモルモットと同じく完全草食動物です。 その寿命は10~15年とも言われ、エキゾチックアニマルの中では際立って長寿な齧歯類です。 そんなチンチラですが、バランスを欠いた食餌内容の不備 […]

    2024.07.12

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    チンチラの骨肉腫

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、チンチラの骨肉腫です。 骨肉腫とは、組織学的に腫瘍性の類骨・骨を形成する悪性腫瘍と定義されます。 特に原発性悪性骨腫瘍の中では最も発生頻度が高い腫瘍です。 チンチラの陽 […]

    2024.07.11

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    ウサギの食滞(食餌内容物による胃内膨満)

    こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの疾病で症状として一番多いのは、食欲不振です。 基本的にウサギは寝ている時以外は、口の中をモグモグと餌を咀嚼しているのが普通です。 食欲不振が24時間以上続くのは、要注意です。 食欲不 […]

    2024.07.10

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    食欲不振のウサギ(RGIS)

    こんにちは 院長の伊藤です。 当院に来院されるウサギの多くは、食欲不振を訴えることが多いです。 よくウサギを犬猫と同じに考えて、食欲が無くなって数日経過してから受診されるケースが多いのですが、これは間違いです。 ウサギは […]

    2024.07.09

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    バーニーズマウンテンドッグのハイグローマ

    こんにちは 院長の伊藤です。 若い大型犬種によく見られるのが、今回ご紹介するハイグローマ(滑液嚢腫、肘腫)です。 バーニーズマウンテンンドッグの小雪ちゃんはもうすぐ7か月齢になる女の子です。 性格も非常におとなしく優等生 […]

    2024.07.07

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    犬の会陰ヘルニア(結腸固定法と仙結節靭帯を用いた整復法)

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのは会陰ヘルニアの1症例です。 会陰ヘルニアは中高年の雄犬に良く見られる疾病です。 以前にもこの会陰ヘルニアについて、手術法の紹介もかねてコメントさせて頂きました。 その詳 […]

    2024.07.06

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    会陰へルニア(内閉鎖筋を利用した整復例)

    こんにちは 院長の伊藤です。 以前、会陰ヘルニアについてコメントしました。 それはヘルニアの整復にシリコンプレートを使用した例でしたが、今回は生体内組織(筋肉)を利用したケースをご紹介します。 会陰ヘルニアの手術の術式は […]

    2024.07.05

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    レミングの耳垢腺癌(集団自殺説を含む)

    こんにちは 院長の伊藤です。 レミングという動物をご存知でしょうか? レミングはカナダ北部や北欧のツンドラ地方に棲息する小型齧歯類です。 体長は7~15㎝で体重は30~112gと報告されています。 冬眠はせず、越冬します […]

    2024.07.03

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    ミーアキャットの皮膚外傷

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ミーアキャットの皮膚外傷で外科的に縫合した後、肉芽形成を促し完治した症例です。 ミーアキャットは、哺乳綱食肉目マングース科スリカータ属に分類される食肉類であり、アフリカ […]

    2024.07.01

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    オカメインコの卵管蓄卵材症

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、オカメインコの卵管蓄卵材症という舌を咬みそうな症状です。 もとより、鳥は排卵して卵管を卵が下りていく間に卵白や卵殻が形成され、産卵に至るというプロセスがあります。 卵が […]

    2024.06.30

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    セキセイインコの卵塞(全身麻酔下による解除)

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、セキセイインコの卵塞(卵づまり)です。 小型愛玩鳥において卵づまりは、日常的に多く遭遇する疾病です。 セキセイインコのそらちゃん(5歳9か月齢、雌)は3週間ほど前から腹 […]

    2024.06.29

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    エリマキトカゲについて

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日は、いつものように動物の疾病ではなく、珍しい動物の紹介をさせて頂きます。 皆さんはエリマキトカゲはご存知でしょうか? 日本がこれからバブル経済に入って行こうとする1984年、某自動車メー […]

    2024.06.28

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    リチャードソンジリスのアポクリン腺癌

    こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、リチャードソンジリスの皮膚腫瘍です。 体表部の汗腺が腫瘍化して発生するものにアポクリン腺の腫瘍があります。 アポクリン腺の腫瘍には良性のアポクリン腺腫と悪性のアポクリン […]

    2024.06.26

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