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ウサギの子宮腺癌(その6)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの子宮疾患で死亡率が高いのは、子宮腺癌です。 子宮に腫瘍が出来ますと腺癌に侵された子宮内膜から出血が始まります。 多くのウサギは血尿から、飼主様が異常に気づくことが多いです。 ここで動 […]
2024.08.17
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犬の齲歯(粘膜フラップ形成による閉鎖法)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の齲歯(虫歯)です。 犬は高齢になるにつれ、歯科疾患の罹患率は上昇します。 犬の歯の疾病では歯周病が圧倒的に多いです。 歯周病においては、歯垢から歯石になり、歯根部か […]
2024.08.16
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コリーノーズ
こんにちは 院長の伊藤です。 犬の疾病で、日光を過剰に浴びることで紫外線に鼻周辺の皮膚が炎症反応を起こしてしまう疾病があります。 特に鼻周辺にメラニン色素の少ない犬種に発症しやすく、その代表格がコリーやシェルティで称して […]
2024.08.14
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犬の変形性関節症
こんにちは 院長の伊藤です。 犬はシニア世代、特に10歳を過ぎると後肢の筋力低下が著しくなりますね。 ペットの高齢化が進む中、整形外科的な問題は必然的に現れてきます。 本日、ご紹介させて頂きますのは犬の変形性関節症です。 […]
2024.08.13
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ウサギの子宮腺癌(その5)
こんにちは 院長の伊藤です。 新春の第一弾はウサギの子宮腺癌です。 ウサギの子宮腺癌もいろんなケースがあり、今回は症例パターンその5となります。 ネザーランドドワーフのモカちゃん(雌、4歳11か月)は激しい血尿が出るとの […]
2024.08.10
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ウサギの子宮腺癌(その4)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの子宮腺癌は過去にも何例もご紹介してきました。 今回は事前の検査(エコー・レントゲン)でも見つけられなかった症例です。 ネザーランド・ドワーフのてんちゃん(雌、5歳、1.2kg)は床に […]
2024.08.09
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ウサギの子宮腺癌・子宮水腫(その3)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギは繁殖に特化した動物です。 自然界では肉食獣に捕食される立場にありますから、種の保存のためにも繁殖能力は秀でている必要があるわけです。 野生のウサギは年間5~6回出産するとされます。 […]
2024.08.07
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フクロモモンガの乳腺周囲に発生した肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フクロモモンガの腫瘍です。 フクロモモンガも他のエキゾチックアニマル同様、各種腫瘍を発生します。 今回のフクロモモンガは、乳腺周囲に生じた腫瘍ですが乳腺腫瘍ではなく、間 […]
2024.08.05
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ウサギの子宮腺癌(その2)
ウサギの子宮疾患は色々な症状を示します。 発病初期は陰部からの出血例が70%位を示すと言われています。 来院される時は多くの飼主様が血尿が出ると申告されるケースが多いです。 血尿というとどうしても膀胱炎や尿石症をイメージ […]
2024.08.04
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チンチラの腸重積(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはチンチラの腸重積の症例です。 チンチラの場合、下痢や便秘によるしぶり(いきみ)が原因で腸重積や直腸脱が発症します。 腸重積とは、腸管の一部が連続する腸管の肛門側に引き込 […]
2024.08.03
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フトアゴヒゲトカゲの眼瞼部肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、フトアゴヒゲトカゲの眼瞼(まぶた)の内側から眼球を覆うように発生した悪性腫瘍の症例です。 フトアゴヒゲトカゲのアト君(4歳、雄、体重450g)は右眼瞼が腫れ始めたとのこ […]
2024.07.30
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フェレットの潰瘍性舌炎
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはフェレットの舌炎です。 比較的、フェレットでは遭遇する機会の少ない症例と思われます。 歯周病に伴い、歯肉口内炎へと発展するケースは多いのですが、今回は特にその発症原因が […]
2024.07.28
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ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞です。 爬虫類の産卵において難産、もしくは卵詰まりの状態を総称して卵塞と言います。 卵塞には大きく3つの病態に分けられます。 一つは生 […]
2024.07.27
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コーギーの炎症性腸疾患(IBD)
こんにちは 院長の伊藤です。 犬は様々な原因で腸疾患に罹りますが、その中でまだ原因が明確に究明されていない疾患の一つに炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease;IBD)があります。 本日、ご紹介 […]
2024.07.17
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犬の肛門嚢アポクリン腺癌
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのは犬の肛門嚢アポクリン腺癌です。 犬には肛門の両脇に悪臭を放つ一対の肛門嚢と言う分泌腺があります。 肛門嚢の壁にはアポクリン腺と皮脂腺が多数存在し、においの強い分泌液が産生さ […]
2024.07.15
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犬の肛門周囲腺腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、犬の肛門の腫瘍である肛門周囲腺腫です。 犬の皮膚・皮下組織に発生する腫瘍は、全腫瘍の3分の1を占めるとされます。 その中でも肛門周囲腺腫は肥満細胞腫について2番目に発生 […]
2024.07.14
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チンチラの食滞
こんにちは 院長の伊藤です。 チンチラはモルモットと同じく完全草食動物です。 その寿命は10~15年とも言われ、エキゾチックアニマルの中では際立って長寿な齧歯類です。 そんなチンチラですが、バランスを欠いた食餌内容の不備 […]
2024.07.12
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チンチラの骨肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、チンチラの骨肉腫です。 骨肉腫とは、組織学的に腫瘍性の類骨・骨を形成する悪性腫瘍と定義されます。 特に原発性悪性骨腫瘍の中では最も発生頻度が高い腫瘍です。 チンチラの陽 […]
2024.07.11
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ウサギの食滞(食餌内容物による胃内膨満)
こんにちは 院長の伊藤です。 ウサギの疾病で症状として一番多いのは、食欲不振です。 基本的にウサギは寝ている時以外は、口の中をモグモグと餌を咀嚼しているのが普通です。 食欲不振が24時間以上続くのは、要注意です。 食欲不 […]
2024.07.10
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食欲不振のウサギ(RGIS)
こんにちは 院長の伊藤です。 当院に来院されるウサギの多くは、食欲不振を訴えることが多いです。 よくウサギを犬猫と同じに考えて、食欲が無くなって数日経過してから受診されるケースが多いのですが、これは間違いです。 ウサギは […]
2024.07.09