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サバンナモニターの舌損傷とヤコブソン器官
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは爬虫類の舌損傷です。 一般に哺乳類においては舌は味覚を担当しています。 案外知られていないのが、爬虫類においては舌が嗅覚に関与しているという点です。 サバンナモニターのカ […]
2018.06.07
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ジャンガリアンハムスターの頬袋脱出(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 蒸し暑い日が続いてますが、これから熱中症のペットが来院する時期となります。 ペットの飼育環境を改めて見直し、高温多湿な環境を改善して頂くことで熱中症対策して下さい。 さて、本日ご紹介しますの […]
2018.05.30
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チンチラの起源の特定できない悪性腫瘍
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、腫瘍の中でも種類の分類分け出来ない低分化度の悪性腫瘍のお話です。 チンチラのぽん汰君(15歳6か月、雄)は肘に腫瘤が出来たとのことで来院されました。 チンチラで15歳6 […]
2018.05.24
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ヨツユビハリネズミの肥満細胞腫(その2)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ヨツユビハリネズミの肥満細胞腫です。 この肥満細胞腫は以前にもご報告させて頂きました(頭部に生じた皮膚型肥満細胞腫)。 詳細について興味のある方はこちらをクリックして下 […]
2018.05.11
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犬のライディッヒ細胞腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介するのは犬の精巣腫瘍です。 精巣腫瘍については以前、犬のセルトリ細胞腫とウサギのライディッヒ細胞腫 についてコメントさせて頂きました。 その詳細について、興味のある方は上記下線をク […]
2018.04.26
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モルモットの口腔内膿瘍(臼歯過長による)
こんにちは 院長の伊藤です。 年間を通してこの4月、5月はフィラリア予防、狂犬病ワクチン接種などのイベントで我々は忙殺されます。 何とか、本日ブログを更新する時間が出来ました。 モルモットは、テンジクネズミ科の齧歯類で千 […]
2018.04.19
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ラットの線維腫
こんにちは 院長の伊藤です。 4月を迎えて、当院もフィラリア予防、狂犬病ワクチンの接種や春の健康診断などのイベントがあり、飼主様の受診までの待ち時間が長くなり、ご迷惑をおかけしております。 さて、本日ご紹介しますのはラッ […]
2018.04.06
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スッポンモドキの皮膚病
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、スッポンモドキの皮膚病です。 そもそもスッポンモドキとはどんな生物なのか?というところから説明します。 スッポンと名のつくことからカメであることは明らかです。 しかしな […]
2018.03.22
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文鳥の上腕骨・脛骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、文鳥の骨折症例です。 愛玩鳥は室内で放鳥時に突発的な事故(衝突や圧迫)で骨折に至るケースが多いです。 骨折整復がもちろん必要ですが、内臓を圧迫して肺出血や内臓破裂を起こ […]
2018.03.17
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ハリネズミの軟部組織肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日はハリネズミの腫瘍についてコメントさせて頂きます。 最近当院では、ハリネズミは腫瘍の治療がメインとなりつつあります。 遺伝学的、繁殖上の問題(近親交配など)も背景にあるのかもしれません。 […]
2018.03.08
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犬の卵巣嚢腫
こんにちは 院長の伊藤です。 卵巣に関わる疾病には各種あります。 今回は、その卵巣疾患の中で卵巣嚢腫について述べたいと思います。 卵巣嚢腫とは卵巣に液体成分が貯留して腫れている状態のことを指します。 ホルモン分泌の影響で […]
2018.02.23
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ウサギの消化器型リンパ腫
こんにちは 院長の伊藤です。 リンパ腫は哺乳類において一般的に認められる疾患です。 ウサギにおける全腫瘍症例中2番目に多い腫瘍と報告されています。 このリンパ腫発生には、レトロウィルスやヘルパスウイルスが関与している報告 […]
2018.02.15
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モルモットの断脚手術(その2)
こんんちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのはモルモットの断脚手術です。 以前、モルモットの断脚についてはコメントをしました。 その詳細はこちらをクリックして下さい。 モルモットのモカちゃん(11か月齢、雌)は右の後 […]
2018.02.01
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フトアゴヒゲトカゲの腰椎骨折(代謝性骨疾患による)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日、ご紹介しますのはフトアゴヒゲトカゲの腰椎骨折です。 トカゲ類の脊椎骨折は哺乳類のそれと比較して難易度が高く、また予後不良のケースが多いです。 今回ご紹介するフトアゴヒゲトカゲのるかちゃ […]
2018.01.27
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猫の直腸脱(その2 下行結腸固定術)
こんにちは 院長の伊藤です。 先回、ご紹介しました猫の直腸脱(その1 注射筒を用いた整復術)の続編です。 その詳細について興味のある方は、こちらをクリックして下さい。 仔猫のティーちゃん(雑種 約80日齢 雌)は下痢が昂 […]
2018.01.25
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猫の直腸脱(その1 注射筒を用いた整復法)
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、仔猫の直腸脱です。 直腸脱は慢性的なしぶりや頻回の排便排尿行動による怒責の結果として発症します。 しぶりの原因として幼若動物の消化管内寄生虫感染、重度の下痢、膀胱炎など […]
2018.01.18
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フクロモモンガの大腿骨骨折
こんにちは 院長の伊藤です。 新年一番の疾病紹介はフクロモモンガの大腿骨骨折です。 フクロモモンガは立体的な行動をとります。 ケージも高さのあるものを利用されるご家庭が多いと思います。 高い所から飛び降りたりする際に爪を […]
2018.01.06
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2018年 新年の院長挨拶
新年明けましておめでとうございます。 院長の伊藤です。 旧年中は、飼主の皆様方はじめ各方面の方々に大変お世話になり、ありがとうございました。 年末まで、当院で治療中の健康状態の良くないペット達も何件かみえました。 彼らの […]
2018.01.01
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ハリネズミの異所性エナメル上皮腫
こんにちは 院長の伊藤です。 本日ご紹介しますのは、ハリネズミのエナメル上皮腫という腫瘍です。 エナメル上皮腫と言うのは、歯に関わる歯原性腫瘍です。 本来、歯に発生すべきエナメル上皮腫が別の場所に発生した(異所性)症例で […]
2017.12.22
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犬の血管肉腫
こんにちは 院長の伊藤です。 脾臓に関わる疾病について、これまでに数件報告させて頂きました。 脾臓の結節性過形成、血腫、組織球性肉腫については下線をクリックして頂けると過去の記事が見れます。 興味のある方はご覧下さい。 […]
2017.12.11